グローバルウェイは7月10日、「証券業界の"労働時間の満足度が高い企業"ランキング」を発表した。調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、2017年4月1日~2018年3月31日に企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」ユーザーから20件以上の「労働時間の満足度(5点満点)」評価が寄せられた企業。

  • 「証券業界の"労働時間の満足度が高い企業"ランキング」

    「証券業界の"労働時間の満足度が高い企業"ランキング」

1位は「人材の重視」を企業理念のひとつに掲げ、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みに注力している「大和証券」(3.85点)。以下、2位「野村證券」(3.70点)、3位「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」(3.57点)、4位「みずほ証券」(3.55点)、5位「SMBC日興証券」(3.37点)と続いた。

1位の大和証券について、ユーザーからは「休日出勤はよほどの理由がない限り認められない。残業については19時には退社することが全店で徹底されている。このことで、ダラダラ夜遅くまで残ったり、顧客のところへコンタクトをとったりすることも少なくなった。勤務時間の管理が厳しくなり、効率重視になったことで、勤務環境はかなり良くなった」(コンサルティング営業/40代前半男性)といった声が寄せられている。

また、同社は「19時前退社の励行」を実施しているほか、子どもが小学校卒業まで利用できる短時間勤務制度、特別料金で利用できるベビーシッター制度、育児サポート休暇や在宅勤務制度など、育児と仕事を両立しやすくするために様々な制度を用意しているという。