8月9日公開の劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』の公開アフレコイベントが9日、都内のスタジオで行われ、ユースケ・サンタマリア、指原莉乃、南海キャンディーズの山里亮太が出席した。
本作は、今年で放送開始20周年の大きな節目を迎え、さらなる展開が期待されるアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の劇場版最新作。本作では主人公のルフィたちが海賊のための世界一の祭典・海賊万博を訪れるが、ゲスト声優のユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太が、海賊万博を華やかに盛り上げるキャラクターを熱演。 「祭り屋」と称され、裏社会で「最悪の戦争仕掛人」と呼ばれている海賊万博の主催者、ブエナ・フェスタをユースケ・サンタマリア、海賊万博のスペシャルゲスト、歌姫アンを指原、そのアンとともに万博のスペシャルイベントを盛り上げる司会者のドナルド・モデラートを山里が担当している。
公開まで1カ月となったこの日は、ユースケ・サンタマリアら3人が報道陣を前にしてアフレコを披露した。出演依頼された時の心境について、ユースケ・サンタマリアは「まさかこんな形で『ONE PIECE』の世界に入れると思っていなかったので、正直悩みました。僕はただのファンとしていたかったんですが、この世界に入れるという魅力に負けてオファーを受けました。色んな仕事をやっていますが、かなり緊張しましたね」とコメント。指原も「お仕事の話を聞いて『ちょっと待ってください』と言いました。どうしようという気持ちになったぐらいで。好きな気持ちと、国民的アニメだし慣れない仕事なので楽しみとよりも不安な気持ちの方が大きかったです」と告白しつつ、「おふたりの声を聞いて頑張らなければという気持ちになれました。自分じゃない声みたいで、あの時の声は出せないな! と思うぐらい全力でやりました」とやり切った様子だった。
本作のタイトルにもなっている『STAMPEDE』は、日本語で"熱狂的"という意味も含まれている。「最近熱狂したことは?」という質問に「最近オリンピックのチケットが当たったんですよ! 見た瞬間、逆に興奮というよりも止まっちゃいましたね。止まって1時間ぐらいしたらすごいことなんだと思いましたね」と指原。また、蒼井優と結婚した山里亮太について指原は「3カ月前にお仕事でご一緒したんですが、その時に山里さんが『ここまでモテなかったら次会うのは女優さんしかないよね』って仰っていたんです。その時に決まってたと思ったら、今考えるとメッチャ悔しかったですね」と話すと、山里は「3カ月前だとまだだよ。ここ何カ月かで奇跡が起きただけだから」と否定。すると、指原は「すごい。憎い気持ちがありましたけど止めます」と山里の結婚を祝福した。
ユースケ・サンタマリアは「ただこの先どうなるか分かりませんから。人生長いってこと俺知っているから山ちゃんより」と今年発表した自身の離婚を思わせる自虐ネタで笑いを誘うも、山里が「今のところ大丈夫です」と否定していた。劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』は、8月9日より全国公開。