平成筑豊鉄道はこのほど、田川線行橋~美夜古泉間に新駅「令和コスタ行橋(れいわこすたゆくはし)」駅を設置し、8月24日に開業すると発表した。

  • 令和コスタ行橋駅のホーム上イメージ図

令和コスタ行橋駅の駅名は、隣接する複合商業施設の名称である「コスタ行橋」に、新しい時代も利用者に愛される鉄道・駅をつくるとの思いを込め、「令和」を付けた。

駅デザインは3月に運行開始したレストラン列車「ことこと列車」のデザイナーであるドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏によるもの。待合室やホームの床・壁の一部に筑豊地区木材協同組合から資材提供を受けた筑豊杉を用い、出入口スロープの手すりには地元の京築ヒノキを使用するなど、福岡県産材をふんだんに使って製作している。

  • 令和コスタ行橋駅側面のイメージ図

令和コスタ行橋駅はホーム1面1線の無人駅で、複合商業施設「コスタ行橋」隣接地の福岡県行橋市西泉6丁目に位置し、行橋駅から1.3km、美夜古泉駅から1kmの距離となる。停車する列車本数は、行橋方面が平日24本・土休日20本、犀川・田川伊田・直方方面が平日24本・土休日20本となる予定だという。