トリップアドバイザーはこのほど、「夏休みの旅行に関する調査2019」の結果を明らかにした。同調査は5月、16歳以上の男女1,311人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 2019年 夏休みの人気国内旅行先トップ10及び平均宿泊費の比較

    2019年 夏休みの人気国内旅行先トップ10及び平均宿泊費の比較

夏休みに旅行を考えているか尋ねたところ、83%が「考えている」と答えた。国内・海外のどちらに旅行に行くか聞くと、70%以上が「国内」と答えている。

夏休みに国内旅行を考えている人にどこに行きたいか尋ねたところ、「北海道」(22%)が最も多かった。次いで「長野県」(17%)、「沖縄県」(15%)となっている。神奈川県、東京都、静岡県も多かった。

誰と旅行に行く予定か聞くと、40%が「カップル(夫婦・恋人)」、29%が「家族(子連れ含む)」と答えた。旅行のテーマは「都市観光」(42%)が最も多く、「海・ビーチ」(28%)、「リゾート」(23%)、「山岳」(15%)が続く。

旅行期間について尋ねたところ、「1週間以内」(38%)が最も多かった。以下、「2泊」(24%)、「1泊」(17%)、「2週間以内」(14%)と続く。

予算について聞くと、海外旅行も含めると「30万円以上」(21%)が最も多かった。全体平均においても約16万円と、水準が高い傾向にあることがわかった。

同社のデータを基に、2019年7月・8月の平均宿泊費を算出し比較したところ、月別平均宿泊費に大きく差があるところが多く見られた。7~8月中は、滞在先によっては52%も価格が変動している。平均宿泊費の変動が大きい旅行先は「千葉県(浦安市)」(52%)、「長野県(軽井沢町)」(41%)だった。