ジャパンウォーク2019実行委員会は5月25日、東京2020オリンピック・パラリンピック応援イベント「ジャパンウォーク in TOKYO 2019 春」を開催した。
東京2020大会公認プログラムのひとつとして開催されている同イベントは、障がいのある方もない方も、誰もが分け隔てなく暮らす社会(=共生社会)を実現することを目的としている。そのきっかけ作りとして、オリンピアンやパラリンピアンと一緒にウォーキングを行い、スポーツ体験会を楽しむなど、これまでにもさまざまなプログラムを展開してきた。
第7回目となる今回は、東京 2020選手村建設地や大会会場予定地が集中する豊洲エリアでイベントが実施され、のべ5,000人が参加。ウォーキング参加者の一般募集は開始から約1週間で定員に達するという人気ぶりで、キャンセル待ちも出るほどだったという。
コースは全3コース。豊洲公園をスタートし、(1)豊洲の運河沿いを歩く約5kmのショートコース、(2)有明に集中する東京 2020 大会会場予定地を巡る約10kmのミドルコース、(3)晴海の選手村建設地を臨みながら旧築地市場跡地を抜け、御成門、皇居前、銀座を巡って豊洲へ戻る約15kmのロングコースが用意された。
ゲストとして、シドニーオリンピックで銀メダルを獲得した柔道の篠原信一さん、アテネオリンピックに出場したバレーボールの大山加奈さん、リオデジャネイロオリンピックでカンボジア代表としてマラソンに出場した猫ひろしさん、ソチオリンピックに出場したフィギュアスケートの村上佳菜子さんをはじめ、様々な競技から大勢のオリンピアン・パラリンピアンが参加した。
また、東京 2020 公式マスコットの「ミライトワ」と「ソメイティ」も駆け付け、参加者とハイタッチをしたり、一緒に記念撮影を行ったりする場面も。
会場では、車いすバスケットボールやボッチャが楽しめる「スポーツ体験会」も実施。協賛企業のブースも出店し、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。