AKB48の横山由依が、3日放送の日本テレビ系『アナザースカイII』(毎週金曜23:00~23:30)で、AKB48グループ総監督時代の苦悩を告白した。
高橋みなみから引き継ぎ、2015年12月から2019年3月まで2代目総監督を務めた横山。「たかみなさんとまずは比べられる」「最初はそれが一番苦しかったですね。すごく落ち込んだりとか、ほぼ毎日本当に泣いていました」と当時を振り返り、グループ内でさまざまな問題が噴出したことについて、具体的な内容には言及しなかったが、「めちゃくちゃ頑張っている子がいるからこそ、その子たちに輝いてほしいからこそ、このままじゃダメなんじゃないかなっていうのはすごく……私の立場からいえることはすごい動いたんですけどなかなか、もどかしかったり悩んだりもすごくしました」と胸の内を明かした。
また、2019年4月から向井地美音に総監督の座を譲ったことについては、「現役のうちの後輩を育てて自分の活動もして、それがグループみんなのためになるんじゃないかと決めて」と説明。「今、自分がやりたいと思うこととか、なりたいと思うことにしっかりと向き合いたい」と今後の抱負も述べた。
横山と同い年で、4月にHKT48を卒業した指原莉乃は、総監督という立場を「基本的にかわいらしいのを見せる瞬間が少なくなる。しっかりしてるっていう感じになってしまう」と解説した上で、横山の悩みを「『こんなはずじゃなかったのに……』と思う瞬間はあったんじゃないかな」と感じ取りながら、「ちゃんと選ばれた人にしかできないことだなって尊敬します」と称賛の言葉を贈っていた。