
◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
編集者/プロダクトコンセプター:土居 輝彦
1982年より株式会社ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。
1984年より同誌編集長。
2004年より同社編集局長。
2017年より同誌編集ディレクター。
その間、数々の雑誌を創刊。
FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。
この記事では、出張や長距離移動を伴う仕事に欠かせないビジネス向けキャリーバッグの選び方とユーザーイチオシの商品、おすすめ商品を紹介します。TUMIなど人気ブランドを中心に、飛行機の機内持ち込みできるもの、おしゃれなデザインなどを厳選しました。
移動のしやすさや機能性に注目!
ビジネス向けキャリーバッグの選び方
『monoマガジン』元編集長で、プロダクトコンセプターの土居輝彦さんへの取材をもとに、ビジネスキャリーバッグを選ぶときのポイントをご紹介します。
【1】ひとつ持っておくなら、機内持ち込み可能なものがベター
【エキスパートのコメント】
出張のスタイルはさまざま。飛行機や列車に限らず、バスや車、船の旅などもあります。なかでも飛行機での移動は、さまざまな制約が設けられています。その制約をクリアするために考え抜かれたものが、機内持ち込み可のキャリーバッグとも言えるでしょう。
機内持ち込み可にこだわるのは、あらゆる旅のスタイルに対応できるフレキシビリティがあるから。後々のことを考えたら、ひとつは持っておくべきバッグです。
機内持ち込み可能なスーツケースのサイズは?
航空会社により持ち込み可能なサイズ・重量の規定が異なりますので、上記の表を参考にしてください。色々な航空会社を利用する予定がある場合、各社の最小の上限を満たせば、どの機内にも持ち込むことが可能です。
【2】ハンドル・キャスターなど移動のしやすさで選ぶ
【エキスパートのコメント】
キャリーバッグをブランドやデザインだけで選ぶと、失敗しがちなのがハンドルなどの太さ。とくにメインハンドルは「持ちやすいこと」、「長時間持っても手が痛くならないこと」を、可能であれば売り場で実際に手にして確認することをおすすめします。
伸び縮みするキャリー(トローリー)ハンドルは、一度伸ばしてみて自分の身長や手の長さにフィットするかどうかを確かめるとよいでしょう。意外に長さが足りない場合もあるので要注意です。
安定しやすい2輪と走行性のいい4輪
ビジネス用キャリーバッグには、2輪タイプと4輪タイプがあります。2輪タイプには、大きめのキャスターがつけられていることが多いです。キャスターの向きが固定されているぶん、電車などで手を離しても安定してころがりにくいでしょう。
4輪タイプは、キャスターが360度方向に動くため、小回りがきいてスムーズに移動できるのがメリットです。乗りものの乗車中は、揺れによって動いてしまいやすいため注意してください。
【エキスパートのコメント】
キャスターで使用されるタイヤは、なるべく径が太いものを選びましょう。ドライブが安定していますし、重量に耐える強度も高いです。インラインスケートのタイヤに近いものが一番いいと思います。
タイヤが細かったり小さかったりすると、実際に荷物が入ると動きが鈍くなりがちなので、とくに注意が必要なポイントです。
【3】重さ2~3kgなら快適に移動しやすい
ビジネス用キャリーバッグには、パソコンや書類など、重さがあるものを入れることが多いため、バッグ本体はできるだけ軽いほうが好ましいです。
そのため、移動が多くて身軽さを重視したい場合は、重さ2~3kg(容量約30リットル)程度を目安に選ぶといいでしょう。耐久性や収納力が高い製品は、本体重量が重いことも多いため、注意してください。
【エキスパートのコメント】
キャリーバッグがカラの状態でも重いと感じるものは、荷物を入れると当然さらに重くなりますので、金属製のキャリーバッグを選ぶなら注意が必要です。
【4】機能性や実用性もチェック
ビジネスシーンでは、スマートに使えるキャリーバッグが重宝します。機能面や実用性もチェックしましょう。
ソフトタイプは荷物の出し入れがスムーズ
ソフトケースは、ハードケースよりも軽量で、外側にポケットが設けられているのが特徴です。飛行機のチケットや書類などをポケットに入れておけば、なかもサッと取り出せて便利。
また、収納部分が深めなので、奥行きのあるものを入れたり、荷物をたくさん入れたりするときに向いています。フタ側に収納がないため、開閉時に力を使う必要がなく扱いやすいです。
防水性や強度の面ではハードタイプに劣るので、パソコンなどを安全に持ち運びたいならハードタイプのケースがいいでしょう。
横型タイプは収納性がよくて実用的
横型のキャリーバッグは、ビジネスバッグにキャスターとキャリーハンドルをつけたような形状をしています。外・内ポケットやPCルームを備えた製品が多いため、書類・衣類・デジタル機器などを整理しやすいのがメリットです。
また、キャスターが交換可能なものや静音タイプになっているものなど、使い勝手にこだわった商品がそろっています。外回りや出張など、さまざまなビジネスシーンで活躍するでしょう。
【5】電子機器を入れるならクッション素材があるものを
【エキスパートのコメント】
出張時などにノートパソコンやタブレットが必要なら、そのような電子機器を衝撃から守るクッション素材があるかどうかを確認して選ぶようにするとよいでしょう。
また、サブポケットの数や形状が、自分のスタイルに合うのかも重要です。意外に便利なのが防水仕様のポケットで、濡れた折りたたみ傘を収納するのにとても重宝します。そのほか、パスポートやスマホを収納する専用ポケットやペンホルダー、ペットボトルホルダーなどもあると便利な収納機能のひとつです。