ビデオリサーチはこのほど、平成30年間のテレビCM出演タレントランキングを発表。女優の上戸彩が、2位に約1.5倍の差をつけてダントツの1位に輝いた。

平成30年間のCM出演タレントランキング

  • 出演CMの累積秒数を元にランキング。民放キー5局(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)での放送が対象。集計期間は1989年1月1日~2018年12月31日。

上戸が初めてCMに出演したのは2001(平成13)年の「日清 カップヌードル」だが、その後「ソフトバンク」「AOKI」などを中心に同一企業で長く出演を続け、並み居るベテラン勢を抑えてトップに。中でも、07年から出演する「ソフトバンク」は、上戸の総出演量の40%以上を占め、トップになる大きな要因とななった。同じく「ソフトバンク』に出演する樋口可南子も6位に入っている。

上戸彩

2位は男性トップとなった木村拓哉。です。93年に「大塚製薬 オロナミンC」でCMに初出演して以降、「TBCグル-プ」「日本中央競馬会」などに出演し、「トヨタ自動車」「富士通」「ニコン」など、上戸と同様に同一企業での長期起用が出演量を押し上げる結果となった。元SMAPのメンバーでは、10位に香取慎吾、14位に中居正広もランクインし、平成を代表するアイドルを裏付けた。

3位は、「ミスタードーナツ」「大正製薬 ZENA」に加え、「日本宝くじ協会」の出演も目立った所ジョージ。4位は「三菱UFJ銀行」「積水化学」などのイメージキャラクターに起用されている阿部寛。この2人の特徴は、30年間にわたってコンスタントにCM出演していることであり、これが上位にランクインした要因とみられる。

5位は綾瀬はるかで、近年は「日本コカコ-ラ」「パナソニック」など、東京五輪スポンサーのCM出演が目立っている。