パーソルキャリアはこのほど、「新入社員時代の給与と意識」に関する調査結果を発表した。調査は2月、1都3県(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)在住の会社勤めの男女800名(年収1,000万円~1,100万円未満:400名、年収400万円~500万円未満:400名)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、年収1,000万円~1,100万円未満の「1,000万円プレイヤー」と、年収400万円~500万円未満の「平均年収層」それぞれに新入社員時の初任給の金額を尋ねたところ、1,000万円プレイヤーの平均金額は20万2,393円、平均年収層は19万5,936円と、両者の差はわずか6,457円であることがわかった。
続いて、初任給の使い道を尋ねたところ、「貯金」(1,000万円プレイヤー:49.0%、平均年収層:51.3%)や「親へのプレゼント」(同49.7%、43.8%)が上位に。親へのプレゼントの内容としては「食品」が最も多く、特に1,000万円プレイヤーは41.1%と高い割合を示し、平均年収層の28.0%を大きく上回った。
最後に、1,000万円プレイヤーを対象に、新入社員としての入社時の意識について調査したところ、「新入社員当初から1,000万円プレイヤーを目指していた」という人は46.8%と、意外にも半数以下という結果に。また、自身が年収1,000万円以上になれた要因について尋ねたところ、半数以上の人が「自身の努力」(56.4%)や「運」(52.9%)と回答した。