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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー、キッチン収納コンサルタント：岩佐 弥生
整理収納作業をはじめ、キッチンショールームでの収納コーディネート、収納セミナー講師、企業の収納コンサルタントなど幅広く活躍。
喋る仕事もしていることから、収納セミナーは分かりやすく聞きやすいと好評。また、お片づけが好きになる！「収納ラベル」もプロデュースしている。
家具がぴったりと置けず隙間が空いてしまったり、収納スペースが確保できずものが片づかなかったりと、困ったことはありませんか？ この記事では、隙間収納のアイテムを選ぶ際のポイントとおすすめ商品を紹介。洗面所やキッチンの冷蔵庫横などにぴったりの商品を厳選しました。
隙間収納の選び方
それでは、隙間収納の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】設置する場所
【2】隙間のサイズ
【3】キャスター付きかどうか
【4】カラーと素材
【5】安定性
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】設置する場所をチェック
隙間収納を活用したい場所はいろいろあります。実際に設置する場所に合ったものを選びましょう。
キッチンには高さのある縦長タイプを選ぼう
冷蔵庫や食器棚など、背の高い家具や家電の間に隙間ができやすいキッチンは、背の高い縦長の隙間収納が向いています。
人目につくところは隠す・見せる収納を選ぼう
人目につきやすいリビングの隙間収納は、隠すまたは見せるタイプのものを選びましょう。置物や雑誌などは見せる収納、爪切りなどの日用品は隠す収納と、収納したいものに合わせて選ぶのがよいです。
寝室はベッド下を活用しよう
寝室には日用品のほか、使用していない毛布やシーツなどの寝具の収納に悩む人も多いでしょう。寝室の隙間スペースとして有効活用できるのが、ベッド下です。
ベッド下に設置するタイプの隙間収納もたくさんあります。ベッドの下のスペースを活かしつつ、ふだんは隠す収納としても活用できます。シーツや季節ものの衣類の収納などに活用しましょう。
【2】隙間のサイズをチェック
隙間収納を購入するまえに、設置する隙間のサイズを測っておきましょう。サイズが合わないと、実際に隙間収納を設置したときに隙間がせまく入らなかったり、入れたらスカスカで見栄えが悪かったりすることがあります。
隙間収納のサイズはいろいろあり、こまかいサイズ展開のある商品もあります。実際に設置する場所のサイズに合ったものを選びましょう。
【3】キャスター付きかどうかチェック
隙間収納には、キャスター付きのものがあります。キャスター付きのものなら、隙間から収納をかんたんに移動できるので、模様替えや掃除のときに便利です。
一方で、キャスターがついていると地震のときに収納が動いてしまうデメリットがあります。動かしたいとき以外はロックできる仕様のものなら、ふだんも動かず固定して隙間収納を活用できます。
【4】カラーと素材をチェック
【エキスパートのコメント】
ちょっとした隙間に設置するといっても、商品のカラーや素材が周辺の家具と全く異なるものを選ぶと統一感がなくなり、収納空間で浮いた印象になってしまうので注意しましょう。
ネットショッピングのように、実際に商品を手にとらないで購入する際、商品のカラー展開は商品画像である程度の確認はできますが、素材の場合は木製・ステンレス・ポリプロピレンなど、さまざま。ですので、掲載されている商品画像を見るだけで判断するのではなく、どのような素材が使われているのかもチェックしておきましょう。
【5】安定性をチェック
【エキスパートのコメント】
隙間収納には組み立てが必要な商品もあります。購入した商品到着後、組み立て方が複雑だと困ってしまいますよね。組み立てが苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
組み立てに自信がない人は「完成品」あるいは「かんたんに組み立てられるタイプ」を選びましょう。また、キャスター付きを選んだ場合、サイド部分から収納物が倒れたり、落ちたりしないように対策がされているかチェックしましょう。
