日本法規情報は3月22日、「副業に関するアンケート」の結果を発表した。調査は1月25日~2月8日、副業経験者646名(男性319名、女性327名)を対象に、インターネットで行われた。
調査によると、「副業の経験がある」人は32%。そのうち、何らかのトラブルに巻き込まれた「経験がある」人は14%、「自分はないが、身の回りで聞いたことはある」が22%とのこと。
どんなトラブルに遭遇したのかを聞いたところ、「副業を利用した詐欺に遭った」(25%)や「本業に支障をきたした」(24%)という人が多く、次いで「副業をしたことで、本業の会社ともめた」(12%)、「確定申告をやり忘れた」(9%)、「副業のために借金をした」(6%)と続き、自己責任によるものが多くを占めた。
トラブルに遭遇した時の相談先については、「信頼できる友人」(21%)、「親・兄弟等」(18%)、「警察などの公的機関」(7%)が上位に並んだものの、一方で半数の人が誰にも「相談していない」(50%)ことが明らかに。
その結果、トラブルについては「解決もして、その結果に納得もしている」という人は39%となり、およそ6割が「解決はしたが、その結果に不満がある」(36%)または「解決していない」(25%)と回答した。