アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が、堤真一と岡村隆史がW主演を務める映画『決算!忠臣蔵』(2019年冬公開)に出演することが18日、明らかになった。

  • 横山裕

同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには9,500万の予算が必要だった。

1999年のTVドラマ『赤穂浪士』(テレビ東京)で大石主税を演じて以来、20年ぶりの忠臣蔵作品への出演となる横山は、赤穂浪士・不破数右衛門を演じる。皆が認める凄腕ながら不調法者で、浅野家より暇を出され浪人となり、塩問屋の用心棒などで生計を立てていたが、藩主・浅野内匠頭の切腹や藩のお取り潰しを知り、大石内蔵助のもとへ馳せ参じ、赤穂浪士の一員として討入りの中心メンバーとして活躍していく。純粋な心を失わず、何があっても堤演じる内蔵助を愚直なまでに信じ、皆をまとめていく優しくも熱い男を演じる。

横山はクランクイン前から殺陣の稽古に挑むなど気合十分で、その腕前は殺陣師の先生が驚くほど。作品は1月中旬にクランクインし、2月末に既にアップ済みとなっている。他、濱田岳、妻夫木聡、荒川良々、竹内結子、石原さとみ、西村まさ彦、寺脇康文、上島竜兵、堀部圭亮、山口良一、鈴木福、千葉雄大、滝藤賢一、笹野高史と豪華キャストが揃った。

横山裕 コメント

今回中村組に参加させていただきとても貴重な時間を過ごすことができました。
堤さんをはじめ、豪華なキャストの方々と共演させていただき刺激的な毎日でした。
また初めて本格的な殺陣に挑戦したのですが、自分自身出来上がりが楽しみです。
豪華なキャストの化学反応を是非とも楽しみにしていただければと思います。

池田史嗣プロデューサー コメント

不破数右衛門は、四十七士の中でも一、二を争う凄腕の剣豪。
もともとクビになっていた(今でいうところのフリーターだった)のに主君の無念を晴らすべく、
熱い思いで自ら志願して打ち入り計画に参加、中心メンバーとして金欠に悩む大石内蔵助をサポートする重要な役。
一見クールなのに面倒見が良く、ピュアで仲間思いなキャラクターは、横山さんご本人の性格とも
相通じるところがあったような気がします。
そして本作唯一(?)と言っていい剣の使い手として、持ち前の身体能力で見事なアクションを
キメてくださいました。
中村組初参戦ながら、クセ者だらけの超豪華共演者達を相手に映画俳優として堂々と渡り合った横山さんの姿、きっと、今までで一番魅力的なはずです。
どうぞお楽しみに。

(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会