Catch the Webは3月14日、「日本の正社員における副業の実態調査」の結果を発表した。調査は1月23日~2月6日、正社員として働く男女1,000名を対象に、インターネットで行われた。
調査によると、2018年1月に、政府が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公表(副業解禁)したことを知らなかった人は34%。そのうち、88%の人が副業に興味を示した。そこで副業に興味を示した人を対象に、副業に求めることを聞いたところ、「空き時間にできる」(27%)や「自宅でできる」(21%)ことが上位に。
一方、副業に取り組むにあたって心配なことは、「報酬の安さ」(25%)と「詐欺」(22%)が多く挙がり、次いで「時間がかかる」(16%)、「会社に副業がバレる」(15%)と続いた。
次に、副業に取り組んでいる人を対象に、副業をする理由を尋ねたところ、「お金」(44%)が断トツの1位に。一方、副業をやめてしまった人の理由としては、「時間管理が難しい」(26%)が最も多く、次いで「収入が割に合わない」(20%)、「体力・精神的に厳しい」(18%)と続いた。
また、どんな副業に取り組んでいるのか教えてもらったところ、「記事作成」「投資」「オークションやフリマ」が上位に。月の副収入は、「5,000円未満」(39%)、「1万円~3万円未満」(22%)、「5,000円~1万円未満」(21%)が多く、副業者の約6割が月1万円未満の収入であることがわかった。