ジャニーズJr.内ユニットのSnow Manが長期密着を受けた模様が、フジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(毎週金曜深夜1:25~ ※関東ローカル)で、あす8日から放送される。

  • 舞台のオープニングで300万枚・100㎏の桜吹雪を浴びて踊るSnow Man

同番組の最終特集となる今回のテーマは「滝沢歌舞伎ZERO ~Snow Man、飛躍の大舞台へ」。2019年、演出に専念する滝沢秀明氏に代わって主演に抜てきされたSnow Manは、デビュー前でありながらアリーナを満員にするほどの人気を誇る。この8年は『滝沢歌舞伎』で滝沢の脇を固め、その卓越した身体能力と豊かな個性を武器に、観客を魅了してきた。今回、公演名も『滝沢歌舞伎ZERO』と名付けられ、主演も演目も一新、まさに“ZERO”からのスタートを切った。

取材チームは、『滝沢歌舞伎』という大看板を背負うことになったSnow Manに密着、準備・稽古の段階から京都南座で迎えた2月3日の初日までを追った。メンバーの佐久間大介は「“知られない”を乗り越えたい。この作品を知ってもらって、Snow Manを知ってもらいたい」と、人生最大のチャンスにめぐり会えた意欲を語る。

今年1月、緊張に包まれる空気の中で迎えた制作発表。マスコミのフラッシュの中ではガッツポーズを決めたものの、控室では緊張が解けて一気に力が抜けていくメンバーの姿があった。そして、『滝沢歌舞伎』名物の演目“腹筋太鼓”の連日の稽古。これまで以上に肉体を酷使する演出に応えるべく、ヘトヘトになりながらも、必死に食らい付く。

また、演出の滝沢氏のもと、Snow Manのメンバーは座長として演出にも参加。衣装スタッフとの打ち合わせで叱咤(しった)激励を受けた宮舘涼太は「まだまだ全然学べていなかった。俺たちって、今まで(滝沢の)後ろに隠れていただけなのか。前で引っ張っていく力がまだまだ全然足りていなかった」と、舞台制作の厳しさを改めて認識する。

そんな途方に暮れるほどのプレッシャー、改めて知る舞台の厳しさの中にあっても、岩本照は「貪欲じゃ足りない。貪欲っていう言葉の、もう2~3個上があったら、その言葉を使いたい」「滝沢君ですら想像もしなかったくらいの世界に行く」と折れない気持ちを語る。

Snow Manはたくさんの葛藤と厳しい稽古を乗り越え、滝沢歌舞伎の大看板を継承できるのか。歌舞伎発祥の地・京都の南座の初日、未来を懸ける大舞台で、彼らはどんな姿を観客に披露できるのか…。