エン・ジャパンは2月27日、「転職理由と、転職後の満足度の関係性」関する調査結果を発表した。調査は2月1日~13日、同社運営の転職サイト「ミドルの転職」を利用している転職コンサルタントを対象にインターネットで行われ、118名から有効回答を得た。

  • 転職後の満足度が高くなる傾向にある転職理由

    転職後の満足度が高くなる傾向にある転職理由

はじめに、「転職理由によって、転職後の満足度に差が出ると思いますか?」と尋ねたところ、82%が「思う」と回答した。

そこで、転職後の満足度が高くなる傾向にある本当の転職理由とは何か調べたところ、「専門スキルや知識を発揮したい」(44%)がトップに。自身の強みやスキルを活かせる環境に転職すれば、仕事上のギャップは生まれにくく、うまくいくケースが多いよう。次いで「報酬をあげたい」(42%)、「仕事の領域を広げたい」(31%)と続いた。

  • 転職後の満足度が低くなる傾向にある転職理由

    転職後の満足度が低くなる傾向にある転職理由

一方、転職後の満足度が低くなる傾向にあるのは、「上司と合わない」(42%)や「職場の人間関係が合わない」(40%)という理由で転職する人。人間関係の悩みはどんな職場でも抱え得るため、転職後の満足度とも相関するよう。そのほか「報酬をあげたい」(33%)、「評価に納得できない」(26%)といった不満も上位にあがった。