ミライセルフはこのほど、「mitsucari適性検査」を受検した4万6,000人以上のデータを対象に「年齢別の性格・価値観分析」を実施、結果を発表した。

同社は、働く人と組織の相性を診断する「mitsucari適性検査」および「mitsucari」を開発・運営。今回の調査では、「mitsucari適性検査」で分析できる性格・価値観を、回答者の年齢ごとに分類した。

調査期間は2016年2月2日~2019年2月5日、「mitsucari適性検査」に社員として登録されている受検データを対象にインターネット調査にて実施。有効人数は4万6,267名だった。

  • 若い世代ほど、ムラがある傾向に

「感情が変化しやすく、移り気である(ムラがある)」「落ち着いて感情をコントロールする(ムラがない)」では、年齢の上昇と共に「落ち着いて感情をコントロールする(ムラがない)」傾向が強くなった。10代・20代では「感情が変化しやすく、移り気である(ムラがある)」割合が約60%であるのに対し、60代以降では約20%と有意差が見られた。

「他人からの評価を気にせず、自分の中に価値基準がある(自己評価)」「他人からの評価や見られ方をより大切にする(他己評価)」では、年齢の上昇と共に「他人からの評価を気にせず、自分の中に価値基準がある(自己評価)」傾向が強く表れた。

10代・20代前半の社会人経験が少ない層では「他人からの評価を気にせず、自分の中に価値基準がある(他己評価)」割合が50%以上に対し、60代では20%未満と有意差が見られた。

  • 若い世代ほど、他者からの評価を気にする

「プライベートよりも仕事を重視する(仕事重視)」「仕事よりもプライベートを重視する(プライベート重視)」では、10代・20代のミレニアル世代では、「仕事よりもプライベートを重視する(プライベート重視)」傾向が強くなった。30代以降においては割合が徐々に増加しているものの有意差は見られず、10代・20代特有の傾向として考えられる。

  • ミレニアル世代は、仕事よりもプライベート重視