コーチング英語プログラムを提供する「TORAIZ(トライズ)」を運営するトライオンは2月28日、ビジネスマンの英語学習サービスに関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2018年12月26~27日、調査対象は東京に居住する世帯収入400万円以上の就業者で、有効回答は516人。
英会話のレベルはどのくらいか質問したところ、「流暢ではないが、何とかコミュニケーションがとれる」が22.1%、「簡単な自己紹介ならできる」が20.2%、「簡単な挨拶程度ならできる」が18.4%などとなり、「ビジネスの場で英語を使うことができる」は14.7%にとどまった。一方、英語スキルのための投資について企業が負担するケースは23.6%と低いことがわかった。
一生役立つ英会話の力が確実に身につく英会話スクールがあったとしたら、年間で支払ってもよい金額はいくらか聞くと、「30万円未満」が41.6%、「30万円くらいまで」が12.0%、「英会話スクールにお金をかけようと思わない」が11.8%と、30万円以下が過半数を占めた。他方、「100万円以上払ってもよい」という人も計15.4%おり、二極化が進んでいることが浮き彫りになった。
英会話スクールを選ぶ際に重視するポイントは、1位「料金が安いこと」(20.9%)、2位「自分に合った学習計画を立ててくれること」(20.2%)、3位「多少厳しくても、しっかりと指導してくれること」(16.9%)。英会話スクールに支払ってもよい金額別にみると、150万円以上支払ってもよいと答えた層は「多少厳しくても、しっかりと指導してくれること」を最も重視していることがわかった。