JR東日本は8日、駅を利用する際のさらなる利便性向上の取組みとして、2月12日から「JR東日本アプリ」や同社ホームページ上にて、新宿駅・品川駅・舞浜駅の「駅混雑状況」の情報提供を開始すると発表した。

  • 「駅混雑状況」のイメージ

このサービスは輸送障害の発生時をはじめ、駅の混雑が予測される際、駅構内の混雑状況の映像やグラフをリアルタイムに確認でき、駅を利用する時間の変更や他社線・他交通機関の利用など、利用者の判断の一助になることを目的として実施する。

提供開始日は2月12日を予定しており、対象駅・閲覧場所は新宿駅の南口・西口、品川駅の京急線連絡口・北口山手線階段、舞浜駅の北口と南口。「JR東日本アプリ」が利用できるOSはiOS(iOS10.0以上)・Android(AndroidOS4.2以上)。JR東日本サイト内の運行情報でも、「駅混雑状況」が確認できるページを2月12日10時にオープン予定としている。

駅構内カメラ映像は、プライバシー加工を施した画像データを約1分周期で静止画として配信。混雑度グラフは、過去の曜日・時間ごとの混雑度データと当日の時間ごとの混雑度データをもとに、1時間単位で平均混雑状況および混雑状況をグラフで配信する。