女優の松雪泰子と芦田愛菜が共演した日本テレビのドラマ『Mother』の韓国リメイク版『マザー~無償の愛~』が、CS・日テレプラスで16日(11:00~翌5:10)に全16話一挙放送されることが決まった。さらに、オリジナル版『Mother』も11日(10:00~19:50)に全11話一挙放送する。
坂元裕二氏脚本で2010年に日テレで制作・放送された『Mother』は、現代を生きる「女性たち」が、それぞれの生きる道の中で、自分を見つめ直し、生き方を探し求めていく物語。当時5歳の芦田愛菜の名演と衝撃的なストーリーで話題を集め、日本での放送直後から韓国の大手放送・制作・配給会社・CJ E&Mへのリメイクセールスが成立した。
そして、『マザー~無償の愛~』は、イ・ボヨン主演で2018年に制作され、数々の賞を受賞。大筋の展開は日本版と同じだが、韓国ドラマならではのラブロマンスも加わり、さらにはエンディングが異なっているなど、独自の脚色も加えられている。
同チャンネルで、オリジナル版とリメイク版の両作品を一挙放送するのは初めて。日テレの次屋尚プロデューサーは、仏・カンヌでの韓国版の上映会を「観客が物語に引き込まれていくのをじかに感じることができて私も感動しました」と振り返りながら、「日テレプラスで一挙放送されることをとてもうれしく思います、たくさんの方に見ていただければ幸いです」と呼びかけている。