2019年1月27日(日)深夜より、いよいよ第2シリーズがスタートするTVアニメ『ピアノの森』より、第2シリーズの初回となる第13話「ショパンの旅路」のあらすじ&先行場面カット、さらに一ノ瀬海役の斉藤壮馬と雨宮修平役の花江夏樹から寄せられた意気込みコメントが公開された。
●TVアニメ『ピアノの森』、第13話のあらすじ&場面カット
■第13話「ショパンの旅路」
満月の光が差すワルシャワ・フィルハーモニーホール。ロビーは、ショパン・コンクール第1次予選の審査結果を待つ人々であふれかえっている。審査は難航し、一度目の通過者リストは破棄された。色々なうわさ話が飛び交う中、一ノ瀬海(カイ)をライバル視している雨宮修平も心穏やかではいられない。予定時刻を大幅に過ぎた頃、いよいよ第1次予選の通過者が発表される。それは波乱の幕開けとなり……。
●メインキャスト陣の意気込みコメントを紹介
■一ノ瀬 海役・斉藤壮馬のコメント
多くの人に愛されている作品の映像化ということで、第1シリーズの放送前から色々な方から楽しみにしていると連絡をいただきました。
第1シリーズは光の演出とピアノのシーンが描かれていたのが特徴的でしたが、原作の表現で、ピアノを弾いていると光の粒子のようなものが空気に乗って聴き手に伝わるという描写がすごく好きだったんですけど、それが本当に幻想的な映像演出になって、すごい綺麗だな、“音が見える”演出がすごく素敵だなと思いました。
第11シリーズは作中では子供から青年時代までの長い時間が描かれていましたが、第2シリーズではショパン・コンクールを中心に描くので、より密度の濃い心理劇がお届けできるのではないかと思っています。カイ、修平、阿字野、そして雨宮の父・洋一郎、この4人を中心として物語が紡がれていきますが、素敵な演奏と映像、そして我々の全力の芝居と、色々な要素が合わさって展開していく人間ドラマを、じっくり堪能していただければ幸いです。
■雨宮修平役・花江夏樹のコメント
第1シリーズ登場時から、カイへの執着と自分との戦いだった修平が、どう自分を取り戻していくのか、自分のピアノを見つけていくか、というところで第1シリーズは終わってしまったので、僕としてはまだ不完全燃焼な終わり方でした。
アニメーションになり、映像に音がつくことによって、よりキャラクターたちの考えていることが伝わってきますし、直感的に感情を理解できるようになりました。やっぱり『ピアノの森』はいい作品だな、と改めて感じられる第1シリーズだったと思います。
第1シリーズの、カイの住んでいたバーレストランの跡地の家で、いじめられっ子の子供と一緒にピアノを弾くシーンは、そこで修平が久しぶりにピアノが弾けたという場面だったのですが、O.A.を見ていてちょっとホロリとしてしまいました。
第2シリーズも、好きだからこそこだわりを持って、皆様に修平の想いを届けられればなと思います。オーディションで「自分は修平にあっているかも」と思ったシーンの収録も今後あるので、そこに向けて楽しみにしながら頑張りたいと思います。
TVアニメ『ピアノの森』第2シリーズは、2019年1月27日(日)24時10分よりNHK総合テレビにて放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)一色まこと・講談社/ピアノの森アニメパートナーズ