グローバルウェイは1月9日、「20代の年収が高い企業ランキング」を発表した。調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、2017年4月1日~2018年3月31日に企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に20代のユーザーから給与・残業情報が10件以上よせられた企業。
1位はアクセンチュア(20代の平均年収610万円)、2位は日立製作所(同562万円)、3位はトヨタ自動車(同548万円)、4位は三菱UFJ銀行(同546万円)、5位は三菱電機(同528万円)、6位はデンソー(同527万円)、7位はソフトバンク(同526万円)、8位は大和証券(同513万円)、9位は三井住友銀行(同498万円)、10位は東芝(同496万円)だった。
「1位のアクセンチュア以外は、特別初任給が高額な企業ではありません。経験を積んで成長した20代後半や、自動車・電機メーカーの技術職、金融関連職といった専門的な知識やスキルを持つ職種の人が平均年収を引き上げている傾向がうかがえました」と同社。
ユーザーのコメントには、「評価されると一気に給与が増えるようなモチベーションコントロールがたいへんうまくできている印象」(アクセンチュア/20代前半男性/年収約700万円)、「報酬は同業他社のなかでは多いほうだと思う。基本給も年に1回の昇給により年功序列で上がっていく」(日立製作所/20代後半男性/年収500万円)、「メーカーのなかでは給与は高いと感じる。また査定に関しても、妥当であると感じる」(トヨタ自動車/20代後半男性/年収700万円)、「残業の多い部署であれば20代後半で1,000万円を超える人もいる」(三菱UFJ銀行/20代前半男性/年収400万円)などがある。