アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮が4日、東京・台場のフジテレビで行われた同局系月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(7日スタート、毎週月曜21:00~ ※初回30分拡大)の制作発表会見に登場。テレビ朝日で、気まずい思いをしたことを明かした。

『トレース~科捜研の男~』主演の錦戸亮

古賀慶氏の人気コミック『トレース~科捜研法医研究員の追想~』を原作に、錦戸演じる科捜研法医研究員・真野が、真実のかけらから、亡くなった被害者の想いや無念を明らかにしていく同作。今回のドラマ版は、テレ朝の長寿ドラマ『科捜研の女』を意識した『科捜研の男』がタイトルに入っている。

錦戸は「『科捜研の男』と聞いたときは、『冗談なのかな』と思ったんですけど、全然皆さんそんな感じじゃなかったんです」と第一印象を回想。

その後『8時だJ』の収録でテレ朝に行ったそうだが、「すごい同窓会みたいな感じで、偉い人がたくさんいて、その中にはもちろんドラマやってる人もいて、『なんか“科捜研”やるんだって?』って言われたときに『すいません…』って思いました(笑)。フジテレビの人たちは、僕がこんな思いしてることを知らないと思いますけど(笑)」と、苦い経験を打ち明けていた。

一方、共演の新木優子は「題名から惹きつけるような魅力を感じましたし、話題性もあってすてきなんじゃないかなって思いました」、船越英一郎は「あごが外れるほど驚きました(笑)。その後、いろんな方たちから『船越さんは内藤(剛志)さんを演じるんですか?』って言われました」と、周囲で話題になっていることを明かしていた。

  • (左から)船越英一郎、錦戸亮、新木優子

この会見では、錦戸演じる真野がはめる紫のゴム手袋をしている像が登場。錦戸自身の手から石膏で固めたもので、会場にメイキング映像が流れると、錦戸は「めっちゃ恥ずかしい」「毛穴まである」と感想を述べた。この像はあす5日から、ダイバーシティ東京で展示される。

また、今作が平成のうちに最終回を迎える最後の月9ということで、錦戸は「僕らの世代はドラマって言ったら木村(拓哉)くんがやってた『ロンバケ』(ロングバケーション)とか、やっぱり月9を思い浮かべるので、次の元号になっても、僕にとってのロンバケ、誰かにとってのロンバケになればいいなと思います」と決意を示した。