アダプティブはこのほど、「加熱式たばこの普及について調査」の結果を明らかにした。同調査は11月22日~29日、全国の20~40代の既婚・非喫煙女性かつ夫が喫煙している2,087人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 夫が吸っているたばこの種類

    夫が吸っているたばこの種類

夫が吸っているたばこの種類を尋ねたところ、「紙巻たばこ」は42%、「加熱式たばこ」は37%、「紙巻と加熱式の併用」は20%だった。

加熱式たばこの普及についてどう思うか聞くと、夫が吸っているたばこの種類に関わらず、「良いことだと思う」という意見が、否定的な意見よりも多かった。

  • 加熱式たばこの普及についてどう思うか

    加熱式たばこの普及についてどう思うか

加熱式たばこの普及が良いことだと思う理由について尋ねると、最も多かった回答は「におい」に関する項目だった。「においの少なさ」が非喫煙者にも受け入れられる重要な要素になっていることがわかった。

夫は家の中でたばこを吸うか尋ねたところ、紙巻たばこの31%、加熱式たばこの47%が「はい」と回答。加熱式たばこの方が、家の中での喫煙に対する妻の許容度が高いことがわかった。家の中でたばこを吸われると「におい」が気になるか聞くと、紙巻たばこの58%、加熱式たばこの22%が「とても気になる」と回答した。

  • 家の中でたばこを吸われると「におい」が気になるか

    家の中でたばこを吸われると「におい」が気になるか

夫がたばこを吸う際にどの程度配慮してもらえていると感じるか尋ねたところ、「最大限配慮を実感している」「配慮されていると実感している」という回答が最も多かったのは、「紙巻と加熱式の併用」(56%)だった。次いで「加熱式たばこ」(54%)、「紙巻たばこ」(48%)となった。

  • 夫がたばこを吸う際にどの程度配慮してもらえていると感じるか

    夫がたばこを吸う際にどの程度配慮してもらえていると感じるか

夫の吸っているたばこの種類を聞くとともに、「食事を一緒にとっている」「二人で旅行に行っている」「二人で出掛ける」「普段からよく会話をしている」という4つの項目に対し、「あてはまる」「ややあてはまる」「どちらともいえない」「あまりあてはまらない」「あてはまらない」のどれにあたるのか尋ねた。

その結果、「あてはまる」「ややあてはまる」の回答が多く、夫婦の関係が良好であるという結果が出たのは、夫が「紙巻たばこと加熱式たばこを併用」している妻だった。次いで「加熱式たばこのみ」「紙巻たばこのみ」となっている。