オトバンクはこのほど、「マネジメントの父」と称されるピーター・F・ドラッカー教授の著書をオーディオブック化した『マネジメント[エッセンシャル版]』(税別2,000円)の配信を「audiobook.jp」にて開始した。
ピーター・F・ドラッカー教授は、政治、行政、経済、経営、歴史、哲学、心理学など多方面の専門領域を持ち、「知の巨人」「マネジメントの父」と称されている。
マネジメントの体系を確立し、「分権化」「自己目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」といった今日ではよく知られたマネジメントスキルのほとんどを生み出した人物とされている。世界的経営者はもちろん、日本でも学生や新入社員、中堅のビジネスパーソン、トップリーダーなどから支持されているという。
このほどドラッカー教授が書籍として発表した主な著作を含む作品の音声化が決定した。著書35作品を順次オーディオブック化して配信する。オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」で、耳だけで読書を楽しめるため、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」が楽しめる特徴を持つ。
35作品のうち、第1弾として配信が開始されたのが『マネジメント[エッセンシャル版]』。名著集の中に、上中下3巻に分かれて収載されている大著『マネジメント――課題、責任、実践』のエッセンスを初心者向けに一冊にまとめた本格的入門書で、単独で115万部を突破しているベストセラーだという。
朗読は茶川亜郎氏が務める。配信時間は約11時間41分。音声は、オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」で配信している。同社では今後も約2年間にわたって、ドラッカー教授の書籍の数々を音声化していくとのこと。