文部科学省は12月26日、私立大学、私立短期大学及び私立高等専門学校の2017年度入学者に係る学生納付金等調査の結果を発表した。それによると、2017年度の私立大学(学部)における授業料は前年度比2.5%増の90万93円となった。

医歯系学部の納付金477万957円

  • 2017年度の私立大学(学部)・短期大学・私立高等専門学校の納付金(出典:文部科学省Webサイト)

私立大学の入学料は同0.6%減の25万2,030円。また初年度学生納付金(授業料、入学料、施設設備費の合計)は同1.3%増の133万3,418円で、実験実習料等を含めた初年度に納める総計は同0.8%増の145万5,729円となった。

私立短期大学の初年度学生納付金は同0.2%増の111万9,372円、私立高等専門学校は同6.5%増の78万5,261円だった。

学部別の初年度学生納付金をみると、最も高額だったのは医歯系学部で同0.5%減の477万957円。次いで理科系学部が同1.5%増の154万896円、その他学部が同0.2%減の145万2,102円、文科系学部が同1.3%増の116万5,310円となった。

なお、2017年度の国立大学の初年度授業料は53万5,800円、入学金は28万2,000円で、初年度学生納付金は81万7,800円。公立大学の初年度授業料は53万8,294円、入学金は39万4,225円で、初年度学生納付金は93万2,519円だった。