VSNは12月5日、20~50代の女性ビジネスパーソンを対象とした「女性キャリアに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2018年9月11~14日、有効回答は3,369人。

  • 生涯、働き続けたいと思いますか

今後、最も希望する就業形態を尋ねたところ、「正社員」との回答は半数未満の47.5%。以下、「パートタイマー」が26.9%、「契約社員/嘱託社員」が7.8%、「アルバイト」が6.4%、「派遣社員」が5.3%と続いた。

副業については、64.7%が「興味がある」と回答。他方、「興味がない」は11.5%、「どちらでもない」は16.8%、「わからない」は7.0%となった。

生涯、働き続けたいと思うかとの問いに対しては、44.3%が「はい」と答えた。理由としては、「生活するために収入が必要だから」が62.7%と最も多く、次いで「仕事を通じて人とのつながりを持てるから」が38.8%、「働いていないと視野が狭くなりそうだから」が34.8%、「働いていないと社会から隔離されてしまいそうだから」が31.1%と続いた。

管理職を経験してみたいと思っている女性は17.0%。理由としては、「収入を上げたいから」(75.8%)や「仕事にやりがいを感じたいから」(51.6%)を挙げる人が多かった。

未経験からでも転身できるなら、これから挑戦したい職種を質問したところ、「医療事務」が20.6%、「公務員」が13.7%、「秘書」が13.6%の順となり、専門性の高い職種が上位に入った。