「機動戦士ガンダム」の宇宙世紀シリーズ最新作にして『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』が、11月30日より公開されることを記念して、本編冒頭23分のTV放送&配信の実施が決定した。地上波ではTOKYO MXで12月4日22時30分~初放送されるほか、11月30日18時よりガンダムファンクラブ、バンダイチャンネル、Youtubeなど、12月13日12時からはPlayStation VR「シアタールームVR」で配信を予定している。

『機動戦士ガンダムNT』は、宇宙世紀0097年を舞台に、過去に暴走事故を起こした「ユニコーンガンダム3号機フェネクス」をめぐり、「不死鳥狩り」作戦に従事する地球連邦宇宙軍のヨナ・バシュタ、ルオ商会特別顧問のミシェル・ルオ、フェネクスのパイロットであるリタ・ベルナルの3人を中心に物語が展開される。映像では、主要登場人物の絡み合う人間性や、迫力のモビルスーツ戦を見ることができる。

さらに、来場者特典の第1弾と第2弾も公開。11月30日からの第1週来場者特典は、『機動戦士ガンダムUC』と『機動戦士ガンダムNT』より厳選した原画を複製した「UC&NT複製原画セット」。それぞれ1枚ずつ特製の封筒に封入した、2枚セット(2枚1セット計6種、ランダム配布)となる。また、12月7日からの第2週来場者特典では、福井晴敏氏の書き下ろしによる「カイ・シデン報告『サイド6 ヘリウム3備蓄基地臨界爆発事故異聞』コラムペーパー」が登場。宇宙世紀を生き抜くジャーナリスト、カイ・シデンが本編中の出来事を綴った、ここでしか読めないレポートコラムとなっている。いずれもなくなり次第終了。

『機動戦士ガンダムNT』あらすじ

U.C.0097――。『ラプラスの箱』が、『ラプラス事変』と呼ばれた争乱の結果として世に示されて一年が経過した。だが、ニュータイプの存在とその権利に言及した『箱』=『宇宙世紀 憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みに大きな変化はなかった。一方、『ラプラス事変』において、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』は一時的に瓦解し、活動は停滞。また、争乱における主役となった"ユニコーンガンダム"と呼ばれる2機のモビルスーツは、人智の及ばぬ能力を発揮したことで危険視され、秘密裏に封印されていた。しかし、2年前に消息不明となり、歴史から抹消されていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せる。"フェネクス"と称されるその機体を巡り、再び動き出す人々。フェネクス争奪戦には、地球連邦軍や『袖付き』だけでなく、アナハイム・エレクトロニクス社とも関連の深い大企業、ルオ商会も介入する。新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」を投入した彼らの真の目的とは……。

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