アイロボットは11月15日、「夫婦間の家事分担に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は10月19日~21日、有効回答は子供を持つ20~49歳の既婚男性600人。

妻の家事、時給平均「1,461円」

  • 「家事における妻の働きを時給で換算するといくらに相当すると思いますか(0円~1万円)」

夫婦間で意見が合わなかったり、口論になったりすることを尋ねると、1位「子供の教育」(35.5%)、2位「お金の掛け方」(33.0%)、3位「家事の分担」(28.5%)となった。

夫の家事分担割合については、「3割以下」が計70.9%を占めた。また自身がこなす家事の分担量と妻が期待する家事の分担量に関して、夫婦間でギャップが「ある」と答えた割合は67.0%に上った。

夫が担当している家事の種類は、1位「ゴミ出し」(64.9%)、2位「風呂掃除」(56.3%)、3位「食器洗い」(56.1%)との結果に。これらの担当家事について、妻から叱られた点や追加されたなどのエピソードをみると、「毎日してほしい」「もっと早くやってほしかった」「いい加減」「やり方が雑」「いらないと思って捨てたものが必要なものだったから口論になった」などの声が寄せられた。

家事における妻の働きを時給で換算すると、いくらに相当すると思うか質問したところ、平均1,461円。同社が8月に実施した調査では、妻自身の回答は平均1,639円だったことから、夫婦間において178円の差があり、特に40代(女性1,894円、男性1,458円)では436円の開きがみられた。