バレーボール2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENが11月3日、各地で開幕した。都内では、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館でデンソーエアリービーズ対NECレッドロケッツ、さらに久光製薬スプリングス対東レアローズの試合が行われた。
昨シーズン王者の久光製薬スプリングスは、同6位の東レアローズと初戦を迎えた。日本代表として活躍し、昨年の最高殊勲選手賞でもある石井優希選手は、相手ブロックに苦しめられる中でチーム2番目となる13得点をマーク。同じウイングスパイカーである今村優香選手も、5割以上の高い決定率でチーム最多となる15得点を叩き出す活躍を見せ、セットカウント3-0(25-17、25-14、25-22)で東レアローズに快勝した。
昨シーズンまでの「V・プレミアリーグ」から新たに「V・LEAGUE Division」として始まった今シーズンの初戦で、貴重な勝ち点3を獲得する上々の滑り出しに、酒井新悟監督は「それぞれの選手が役割を果たし、つかめた勝利だと思う」と納得の表情を浮かべた。
今シーズンを「リーグを通して全員が成長し、活躍できるシーズン」にしていきたいと意気込む酒井監督。リーグをまたいでの「連覇」に期待がかかるが、「一つひとつのプレーを通して、新生リーグを盛り上げていきたい」と、ファンのバレーボール熱を高めていくことも目標に掲げていた。