第一三共ヘルスケアはこのほど、「働く女性が気になる口臭とオーラルケアトレンドに関する実態調査」の結果を明らかにした。同調査は8月22日~24日、20代から50代の女性800名を対象にインターネットで実施したもの。
現在の職場で上司や部下・同僚の口臭が気になることがあるか尋ねたところ、51.5%が「いつも気になっている」または「気になることがある」と回答した。年代別に見ると30代が最も多く、56.5%の人が「いつも気になっている」あるいは「気になることがある」と答えている。
どのような人の口臭が気になるか聞くと、63.6%が「上司」と回答した。年代別に見ると、20代~40代は 「上司」の回答が多いが、50代になると「同僚」と回答する割合が増えている。
口臭が気になったとき、どの程度その人の話を理解できていると思うかについて、理解度を「0~100%」で示してもらったところ、全体平均は54.4%だった。口臭が気になると相手の話の理解度が低下してしまうことがわかった。
自分自身の口臭が気になることがあるか尋ねると、79.8%が「気になることがある」と回答した。「いつも気になっている」と回答した割合は、20代では15.5%、30代では13.5%と高く、若い女性ほど強く口臭を気にしている人が多いことがわかった。
自分自身の口臭(口のニオイ)への対策(ケア)にどの程度興味があるかと聞くと、「興味がある」「やや興味がある」と答えた合計値は62.3%。50代では、67.0%の人が興味があると回答している。
現在の歯みがき粉の種類を尋ねたところ、26.0%が「複数を使い分け」と答えた。前項で口臭対策に興味があると回答した人で、「複数を使い分け」している人は38.7%と高いが、口臭対策に興味がない人は「1種類以下」が87.0%を占めている。
歯や口のケアのための商品を買うときに気にしていることを聞くと、口臭対策に興味がある人は85.1%が「効果・効能」と答えた。「好みの香りかどうか」「爽快感・清涼感がどの程度か」も多いが、「どんな成分が含まれているか」も重視していることがわかった。