アイドルグループ・King & Princeの高橋海人、神宮寺勇太、岩橋玄樹が、ドラマ初主演を務める『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(22日スタート、日本テレビ 毎週月曜24:59~)がこのほど、クランクアップを迎えた。

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    (左から)岩橋玄樹、高橋海人、神宮寺勇太、森本慎太郎

いづみかつき氏の同名漫画が原作のこのドラマは、モテるかもと勘違いしてうっかりサッカー部に入ってしまったバカ男子高校生、西野(高橋)、窪田(神宮寺)、大山(岩橋)の日常を描くコメディ作品。

クランクインは、3人だけの「部室前」のシーンで、「他のキャストとの共演がドキドキする」と緊張気味だった3人だったが、森本慎太郎、中島広稀、岡山天音、古川琴音など、合流する同世代のキャストたちともすぐに打ち解けた。

一方、吉田鋼太郎がクランクインする日には、まるで役の顧問と部員のように、3人は朝から緊張の表情。撮影本番で吉田がアドリブを入れると、カットとともに現場は大爆笑となり、そんな撮影をきっかけに3人も打ち解け、大先輩から芝居や役の貴重な話も聞けたようだ。

グラウンドでのサッカーシーンでは、シュートを決めるという大切な場面で、ゴールを外せば「ドンマイ!」ゴールが決まれば「ナイスゴール!!」と、大きな声がグラウンドに響いた。空き時間には自主的にボールを蹴って練習を始め、サッカー経験者のキャストが未経験者に教える姿も見られるなど、自然とチームワークも生まれ撮影は進んだ。

こうしてクランクアップを迎えたキャストたちのコメントは、以下の通り。

高橋海人「撮影期間を通して、ほんのちょっとだけ大人になれた気がしています。壮絶な雨降らしの撮影をみんなで乗り越えたり、現場で失敗したときに『ファイトー!』って声をかけあったり、そういう日々が幸せでうれしくて、本当に部活みたいでした。初めて尽くしの現場で学んだことがいっぱいあったし、これから何年経ってもこの作品のことは自分の中では絶対忘れられないんだろうと思います。チャレンジすることはたくさんあったけど、頑張ろうとしてる自分や、吸収しようとしている自分。今の自分だから、今の3人だから出せた空気が、絶対にあると思います。本当に楽しい現場でした」

神宮寺勇太「撮影期間、窪田という役を愛して、このドラマにたくさんの気持ちを注いできたので、今は心に穴が空いたようです。海人と玄樹のことも西野と大山としてしか見れないほど、窪田を自分の中に入れていました。僕らを引っ張ってくださった吉田鋼太郎さんからは、演技の姿勢や方法を学ぶことができたし、慎太郎との共演でも、お芝居をしているという感覚ではなく自然に楽しめたし、本当に貴重な経験ばかりでした。今は、まさに部活を引退したときのようなセンチメンタルな気持ちですが、この貴重な経験を生かせる次の目標を探していきたいです」

岩橋玄樹「人生でこんなに時間が短く感じたのは初めてでした。それだけ、初主演という思いが詰まっていました。海人も初めてのドラマ出演で主演を務めるプレッシャーと戦っていたし、神宮寺も役の窪田を取り込もうと必死だったし、みんなで真剣に向き合って、本当に絆が生まれた作品になりました。吉田鋼太郎さんの温かい人柄、普段も一緒に過ごしている慎太郎など、みんなのチーム力で良い作品にできたと感じています。こんな絆で結ばれてたなぁと、自分が昔部活をやってた時のことが思い出されました。部活って、やっぱりみんなでやることが大事だし、それが一番楽しいっていう思いを、きっと見ている人たちにも感じてもらえる作品になったと思います」

森本慎太郎「撮影を終えた率直な気持ちは『寂しい』です。でも、素晴らしい経験がたくさんできました。僕の演じた一色という役はすごくカッコつける役で、普段の自分と全く違うからこそ、とても楽しく演じることができました。そして、King & Princeの3人との共演が、本当に刺激的でした。普段の彼らを知っているからこそ、芝居をしている時のギャップだったり、仕事に対する姿勢だったりをあらためて目の当たりにして、初心に戻って頑張ろうという気持ちが自然と湧いてきました。すごく楽しい思い出ばかりだし、1人の男としても成長できた作品になりました。この作品と、(自身が演じた)一色と関われて、本当に良かったです」

(C)NTV・J Storm