オンワード樫山は、“着る”から発想する新たなビューティー事業として、新ブランド「tton(トトン)」の展開をスタートする。第1弾は“着る”タイプの化粧品を、11月13日より公式通販サイト「オンワード・クローゼット」で先行販売し、11月17日よりオンワード樫山の一部ブランドショップにて販売を開始する。

  • 「tton」半袖Tシャツタイプとパッケージ

「tton」は、心とカラダのバランスをとることで毎日を楽しめるように“ととのえる”、ファッションとビューティーを融合したブランド。コンセプトは「心地いい毎日のために“ととのえる”ちからをサポート」だ。

その第1弾として「着る。潤す。ととのえる」をテーマに、着用する化粧品「ラフィナン」を開発した帝人フロンティアとの取り組みにより、“着る”タイプの化粧品を商品化した。

肌に直接触れるウエアに弱酸性の美容成分を配合し、コットンを高配合した綿リッチな素材で肌に潤いを閉じ込めるという。

  • 「tton」展開アイテム、左から半袖Tシャツタイプ、9分袖Tシャツタイプ、ブラタンクタイプ

着ることで、弱酸性の美容成分(保湿成分)が肌に潤いを与えるので、クリームや化粧水を塗る手間が不要になり、洗濯して繰り返し使うことができる(保湿力は永久的なものではなく、着用や洗濯を繰り返すことにより効果が低下する)。

商品展開は3タイプで、「半袖Tシャツタイプ(レディス・メンズ)」(5サイズ/3カラー/4,500円)、「9分袖Tシャツタイプ(レディス)」(3サイズ/3カラー/4,900円)、「ブラタンクタイプ(レディス)」(3サイズ/3カラー/5,900円)となっている。

今後も同コンセプトのもと、美容液や乳液などの塗る「tton」の展開も計画しているという。