2018女子バレーボール世界選手権が9月29日、日本各地で開幕した。第1次ラウンドの会場は札幌、横浜、浜松、神戸の4都市となり、各組上位4チームが第2次ラウンドへ進出する。同日は横浜アリーナで1次リーグA組の日本対アルゼンチン戦が行われ、日本が3-0のストレートで快勝した。本稿では、興奮の熱気に包まれていた会場の様子をレポートする。

  • 2018女子バレーボール世界選手権、1次ラウンドA組の試合会場となった横浜アリーナ

開幕戦を3-0の勝利で飾った日本チーム

世界ランキング6位の日本の初戦の相手は、同11位のアルゼンチン。日本の次期エースとして期待がかかる黒後愛選手や、チーム最多の15得点をたたき出した古賀紗理那選手らの活躍により、日本は3-0で幸先の良いスタートを切った。翌30日は世界ランキング8位のオランダと対戦し、フルセットの末に2-3で惜敗した。

久光製薬や日清製粉などもブースを展開

29日の横浜アリーナは、天候が優れないにもかかわらずたくさんの応援客が来場。日本をはじめとした各国の女子バレーボールチームに、接近する台風24号に負けない熱気でエールを送っていた。

  • 久光製薬(左)や日清製粉などがブースを出展していた

この日の会場内には久光製薬や日本生命、日清製粉などのパートナー企業もブースを出展。TwitterやInstagramを利用したキャンペーンや商品や冊子の配布など、それぞれ企業の特色を生かしたイベントを開催し、試合のインターバル中に多くの来場者を楽しませていた。

  • 日本選手のパネルなども随所に置かれ、撮影スポットとして人気だった

また、Tシャツなどの公式グッズや世界バレーに関するお菓子なども販売しており、訪れたバレーボールファンが売り場の前に列をなしていた。

  • 世界バレーのグッズ売り場は、多くのファンでにぎわっていた

2戦を終えた通算成績が1勝1敗の日本は、きょう10月1日にメキシコと対戦。1日のインターバルを挟み、3日にカメルーン、4日にドイツとの戦いを控えている。第1次ラウンド終了後、各組の上位4チームが10月7日から名古屋の日本ガイシホールで第2次、第3次ラウンドを戦う。世界王者を決めるファイナルラウンドは、横浜アリーナで10月19日、20日に開催を予定している。