俳優の小手伸也が、6日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『ハゲタカ』最終回拡大スペシャル(21:00~22:09)に出演する。
同ドラマは04年に刊行され、ベストセラーになった真山仁氏の同名小説が原作。主人公の外資ファンド代表・鷲津政彦(綾野剛)が、"ハゲタカ"と激しいバッシングを受けながら、不良債権を抱えた銀行や経営不振の名門企業へ買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していく姿を描く。
小手は本作でナレーションを務めていたが、最終回に俳優として登場する。鷲津と20年間に渡り敵対する飯島亮介(小林薫)が会長を務める「日本ルネッサンス機構」の社員を演じ、クライマックスシーンで緊迫のバトルを繰り広げる。
小手は「今回ナレーションが決まってから初めて台本を受け取りに伺った際、スタジオで綾野剛さんに偶然お会いできまして、『いやー小手さんのナレーションうれしいです! むしろ出てもらいたかったです!』と至極光栄なお言葉をいただき、正直その瞬間から『出たい!』と思っていたんです(笑)」と明かし、「念願かなって感無量でした!」と語った。
また、登場シーンが小林のクランクアップの日だったといい、「最後の相手が僕なんかでスミマセンと恐縮してしまったのですが、小林さんも含め、現場の持つ雰囲気がアットホームさと力強さを併せ持つ心地よい緊張感があって、なるほどこれぞ『ハゲタカ』だと非常に納得しました」と現場での様子を振り返る。
さらに小林が「自分の役者人生の中でも記憶に残る仕事ができた」と語ったことを明かし、「出演者として現場にいなければ聞けなかった言葉です。あらためて自分がこの作品に関われてたことの幸運を思いました」と話す。
そして最終回について、「僕の登場シーン自体は物語上大きなクライマックスの1つではありますので、僕が出てるどうこうではなく純粋に物語の結末に括目していただきたいです! ドラマオリジナル、2018年の現在が紡ぐ鷲津政彦の生き様にご期待ください!」とPRしていた。