フジテレビは3日、東京・台場の同局本社で10月改編説明会を行い、プライム帯(19～23時)に4本のバラエティ新番組を投入することを発表した。
フジテレビの齋藤翼編成部長
金曜19時台は、古舘伊知郎MC『モノシリーのとっておき』が終了し、坂上忍MCの『坂上どうぶつ王国』がスタート。坂上は『バイキング』(毎週月～金曜11:55～)、『直撃!シンソウ坂上』(毎週木曜21:00～)、『ダウンタウンなう』(毎週金曜21:55～)と合わせ、フジでのレギュラー番組は週13時間となるが、齋藤翼編成部長は「企画優先で選んだものであり、坂上さんの番組が増えることについて、全く躊躇(ちゅうちょ)はありません」と説明している。
土曜19時台の『さまぁ～ずの神ギ問』が終了し、佐藤二朗MCの『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』がスタート。同局バラエティ制作セクション・第二制作室の社内公開プレゼン大会の第1回優勝企画で、3回の単発放送をへてレギュラーに昇格する。
土曜20時台は『世界!極タウンに住んでみる』が終了し、新バラエティに。すでに発表済みだが、カンテレ制作の月曜22時台『世界の村のどエライさん』が終了し、後番組には所ジョージのフジ系6年ぶりレギュラー番組となる『新説!所JAPAN』がスタートする。
改編率は全日(6～24時)5.8%(今年4月改編28.2%)、ゴールデン(19～22時)23.1%(同29.8%)、プライム(19～23時)24.5%(同29.5%)となる。
キャンペーンのキャッチコピーは「勝負の秋、進化の秋」。齋藤編成部長は「高年齢層の方にしか見られない番組を新しく作るつもりはありません。家族そろって楽しく見られる番組作りに徹してまいります」と意気込みを示している。
