江崎グリコは8月31日、「乳児用液体ミルクに関する調査」の結果を発表した。調査期間は2018年7月12~14日、調査対象は現在授乳中(0~12カ月)の授乳中の子を持つ人(パパ300人、専業主婦350人、有職ママ(育休を含む)350人)、有効回答は1,000人。
使用してみたいシーン、1位「外出時の授乳」
「乳児用液体ミルク」の認知度を調べたところ、「ある程度知っている」が18.6%、「詳しく知っているが、使用したことはない」が7.6%、「詳しく知っており、使用している、または使用したことはある」が5.1%と、認知度は31.3%にとどまった。
一方、半数以上の51.8%が「使用してみたい(ぜひ+どちらかというと)」と回答し、特に有職ママ(育休含む)では使用意向は57.1%に上った。認知度が低いながら、製品情報を知った後は高い使用意向がみられる結果となった。
「乳児用液体ミルク」を使用してみたいシーンは、「外出時の授乳」が61.8%でトップ。次いで「災害時などの緊急時」が49.6%、「夫や家族などに預けた授乳時」が41.0%、「保育者が体調不良のとき」が31.6%、「外出する直前など急いでいるとき」が29.9%となった。
「乳児用液体ミルク」の気になる点としては、「常温で長期保存」が60.2%、「価格は手ごろか」が55.0%、「熱をかけずに飲ませる衛生面」が53.8%となり、「乳児用液体ミルク」の特徴である"常温での長期保存性"に関心が集まっていることがわかった。