オレンジページはこのほど、『だってご飯も麺も食べたいもん! わがまま糖質オフBOOK』(税別1,200円)を刊行した。

  • 『だってご飯も麺も食べたいもん! わがまま糖質オフBOOK』(税別1,200円)

    『だってご飯も麺も食べたいもん! わがまま糖質オフBOOK』(税別1,200円)

糖質オフダイエットは、糖質を多く含むご飯や麺、パン、スイーツなどの炭水化物の摂取を我慢することが基本となっている。しかし、ご飯や麺類・パンなどが好きな人にとって、炭水化物を摂取せずに食生活を維持することはなかなか難しい。

同書では、「ゆるやかな糖質オフ」を目指し、ご飯も麺も食べた気になる我慢しない糖質オフレシピを提案している。一日の糖質摂取量を120g以下に抑えることを目標としており、55.2gの糖質が含まれているご飯(白米・茶碗1杯150g)なら1/2量にするのが目安になり、麺やパンも同様とのこと。

  • 炭水化物一食あたりの糖質量

    炭水化物一食あたりの糖質量

炭水化物を半分に減らしただけだと、満足感も半減してしまうが、食べ応えを感じられるように豆腐、カリフラワーなどの低糖質素材でかさましするのがポイントだという。

  • かさ増しレシピの一例

    かさましレシピの一例

ご飯のかさましでは、しらたきやきのこ、大豆などの低糖質素材で作り置きしたストック食材をご飯に混ぜる方法や、豆腐、野菜、加工品などを使って丼に仕上げる方法を紹介。どちらもご飯半分でも満足できるボリュームとおいしさや、作りやすさにもこだわったとのこと。

麺料理は、具をたくさん使用したり、ヘルシーな野菜でかさまししたりするのがよいという。パンは、卵や牛乳でボリュームをアップさせるかさましテクニックを紹介。ホットケーキミックスは、「豆腐」「ヨーグルト」「おから」「きなこ&豆腐」を使えば、罪悪感のないおやつを作ることができるという。

アメリカで糖質制限食として注目を浴びている「カリフラワーライス」についても取り上げている。本来はカリフラワーだけを炒めてご飯と置き換えるが、同書ではおいしさも考慮し、ご飯に混ぜ、ピラフ風に炊いた方法を紹介している。小麦粉を使わないパン「クラウドブレッド」の作り方も掲載した。