8月31日公開の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の女子限定制服試写会が21日、都内で行われ、篠原涼子、広瀬すず、大根仁監督が出席した。
2011年に公開された映画『モテキ』や2016年公開の映画『SCOOP!』など話題作を発表している大根仁監督の最新作。2011年に公開された韓国の映画『サニー 永遠の仲間たち』を日本版にリメイクしたもので、空前のコギャルブームに湧いた1990年代に青春を謳歌した女子高生の仲良しグループ"サニー"のメンバー6人を軸に、当時と現在の時代が交錯する、というストーリーとなっている。
この日は10~30代の女性限定の試写会が行われ、招かれた女性全員が制服を着用。それを目の当たりにした篠原は「若い子しか来てないのかと思いましたが、青春を謳歌された方もいらっしゃったんですね。分かりませんでした」と驚いた表情で、広瀬も「皆さん制服姿ですごい景色ですね」と目を丸くする場面も。劇中では、この日訪れた女性客と同じように制服姿を披露した篠原と広瀬だが、篠原は「まさかアラフォーの歳でこういう作品を出来るとは思ってもいなかったので、夢のようでした。トイレに行く度に鏡を見ていましたし、チラチラ気持ち悪い感じで見てました(笑)。もうノリノリで、スカートを短くしたりして、折りすぎと言われるぐらいやってました」と大満足。一方の広瀬は、1990年代のコギャルを演じる前にコギャル講座を受けて撮影に臨んだそうで、「皆さんテンションがすごくて、コギャル半端ないと思いました(笑)。現場でもみんな笑っていて、本番行く前にずっとあのテンションを保っているのが大変でした。本当にエネルギッシュな現場だったと思います」と振り返った。
劇中にもある「あの頃は最強だった」というセリフにちなみ、「青春時代に自身が最強だった瞬間は?」という質問に、「東京パフォーマンスドールをやっていた時は16歳で、学校を辞めて上京し、お寿司屋さんでアルバイトをしながらレッスンしてライブハウスで本番をやっていました。その時は女性同士の絡み合いが多く、夢中で駆け抜けました。怒涛の毎日でしたね」と篠原。対する広瀬はバスケットボールに夢中だった中学生の頃だったいい、「バスケをやっていた時の仲間とは今でも必ず集まります」とバスケットボール繋がりの仲間とは今でも仲が良いという。映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は、8月31日より全国公開。