フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 ―夏の特別編2018―』(18日21:00~23:10)に、話題の映画『カメラを止めるな!』のキャストが、映画の設定そのままで出演することが15日、明らかになった。
『カメラを止めるな!』は、新人監督と無名の俳優たちが約300万円の製作費で撮った作品。6月に都内2館で公開されてから、その評判が口コミで広がり、全国150館以上での上映拡大が決まっている。この中で、監督役とその妻・娘を演じた3人(濱津隆之、しゅはまはるみ、真魚)が、映画と同じ父・母・娘という家族設定のままで『ほん怖』に出演する。
3人が出演するストーリーは、北村一輝、吉田羊が出演する「果てからの念波」。会計士を営む中井俊英(北村)が、ある日訪ねたリサイクルショップで、年代物の短波ラジオに惹かれ購入するが、家に帰り短波ラジオをつけると、「う、う、う、」と人のうめき声のような不気味な音が聞こえてくる…という話で、3人は「物語のキーを握る重要な家族」(太田大プロデューサー)を演じる。
今回のオファーについて、3人は「ありがたいです」と感謝。再び3人で共演できることについては「6月末に映画の上映が始まってから、舞台あいさつでほぼ毎日会っているので、『ずっと家族だね』という感じ」(しゅはまさん)、「久しぶり! みたいなのは全然ないんです」(濱津)、「むしろ昨日どうした?みたいな感じです。どんどん気が置けない関係になってきています」(しゅはまさん)と、映画の撮影時よりも距離感は縮まっているようだ。
太田プロデューサーは「3人セットで家族感を出せる方々が必要だった中、日本で今大人気になっている“家族”と言えば…ということで、ご出演をお願いしました。本物の家族としか思えないような阿吽(あうん)の呼吸で非常にリアルなお芝居をされていらっしゃって、リアクションのアドリブまでそろっていらっしゃったのが印象的でした」と、期待を寄せている。
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