フジテレビの夏イベント『ようこそ!!ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018』(7月28日~9月2日、東京・台場の同局本社屋などで開催)を盛り上げる同局女性アナウンサーによる「お台場ワンガン娘」が、国内最大級の音楽フェス『a-nation2018』(8月26日、東京・味の素スタジアム)に出演することが決定した。ラッツ&スターの名曲をカバーした「め組め組のひと~お台場ワンガン娘ver.~」を披露し、歌とダンスでステージを盛り上げる。

この大舞台での仕事を急に知らされた女性アナたちは、状況を冷静に受け止める間もないまま、このほど、都内のスタジオでレコーディングを実施。その合間に、リーダーである山崎夕貴アナに加え、抜群の歌唱力でメインボーカルに内定している永尾亜子アナと、新人ながら抜てきされ、取材を受けるのも初めてという杉原千尋アナに、意気込みを聞いた――。

※山崎アナの「崎」は、正しくは「立つ崎」

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    (左から)杉原千尋アナ、山崎夕貴アナ、永尾亜子アナ

おばたのお兄さんは何でもホメてくれる

――レコーディングお疲れさまでした。感想はいかがですか?

山崎:プロモーションビデオとかでよく見るスタジオで初めて録音したんですけど、スタッフの方が「元気があっていいですね」ってすごくホメてくれるんですよ! 歌に自信なかったんですけど、「私、もしかしたらちょっとうまいのかな?」と思えるくらい、すごく気持ちよく歌えました。新鮮で楽しかったです。

――ご主人(おばたのお兄さん)と今日のスタッフさんを比べて、どっちのほうがホメてくれました?

山崎:ん~どっちかなぁ…。うちの夫は何でもホメてくれますからね(笑)

――事前に結構練習はしたんですか?

山崎:しました! メインボーカルは4枠あって、永尾と杉原はすごく上手だというのはアナウンス室でも有名だったので、彼女たちは選ばれるだろうなと思っていたんですけど、あと2枠あるんですよ。だから、その2枠に私も入れるんじゃないかなぁって!

(周囲笑い)

山崎:なんで笑うんですか!?

永尾:“エンターテインメント枠”で(笑)

山崎:ちょっと待ってよ!(笑)。本気の枠で狙ってるから!

――杉原アナは、OGの加藤綾子さんと同じ国立音楽大学の出身で、さすが音大出身という歌声でした。

杉原:ありがとうございます。幼児音楽教育専攻だったんですけど、歌も勉強していたんです。

山崎:永尾はなんで歌うまいんだっけ?

永尾:なんでですかねぇ…。家の目の前に大きな空き地があって、全然近所迷惑にもならないので、よくそこで歌っていました。小さい頃から「ハモネプ」に憧れていたので、大学に入ったら絶対アカペラをやって出場しようと思って、サークルに入ってリードボーカルを担当していたんですけど、それはかなわず…。だから、まさかこういう形でステージに立つことになるとは思わなかったです。

ダウンタウンの前でオペラ…大物の予感

――普段、アナウンサーさん同士でカラオケに行かれたりするんですか?

杉原:新人4人でも行きましたし、1つ上の代の先輩たちとも8人で行って、すごく盛り上がりました。三田(友梨佳)さんとも行きましたよ。リクエストしたら、持ち歌の「恋するミタパン」を歌ってくださって、30代には見えませんでした!

山崎・永尾:どういうこと!?(笑)

――皆さん、十八番はありますか?

山崎:私は、中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」です。今回のメインボーカルオーディションの自由曲で歌って結構自信あるので、結果が楽しみです。

杉原:これっていう十八番はないですね。

山崎:本当にうまい人の発言だ…。

永尾:私もそんな十八番とかないんですけどぉ(笑)

山崎:ちょっとやめてよ! 私だけ自信満々に「銀の龍の背に乗って」とか言っちゃって、恥ずかしいじゃん(笑)

永尾:山崎さんが「銀の龍の背に乗って」を歌っているのを、テレビで見たことあるんですけど、鼻に何か詰めて歌っていませんでした?

杉原:私も見ました…。

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山崎:ちょっと待って(笑)。私、口呼吸だけで歌うことができるので、鼻に詰め物をしても歌声が変わりませんという特技を『とんねるずのみなさんのおかげでした』でやったことがあって、忘れてほしい過去なんだけど…。

永尾:やっぱりエンターテインメント性がすごい(笑)。さすがです!

山崎:マネしないでね(笑)

杉原:でも私、山崎さん路線で進みたいんです。エンターテインメント性に憧れているんで。

山崎:えっ、ちょっと大丈夫? 私もこんなはずじゃなかったから、最初はちゃんとしたほうがいいよ?

――杉原さんは、『ダウンタウンなう』で、ダウンタウンさん、坂上忍さんの前で堂々とオペラを披露されていましたよね。

杉原:あれは『ダウンタウンなう』用に作った歌だったんですよ。でも、2~3回歌ったはずなのにカットされちゃって、浜田さんに「座れ」って言われて、OAは一瞬で終わっちゃいました(笑)。緊張しましたけど、皆さんが笑いに変えてくださったので、一気に心が開放されました。

永尾:度胸がすごいね。

山崎:大物の予感…。