アイドルグループ・V6の岡田准一が、映画『ザ・ファブル』(2019年公開)の主演を務めることが23日、明らかになった。
同作は、単行本累計部数200万部突破、2017年度講談社漫画賞<一般部門賞>を受賞した、南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。
主人公のファブル(佐藤アキラ)役となった岡田は、自らも数種の武術や格闘技のインストラクター資格を持ち、今回初めての「殺し屋」の役に挑戦する。またアキラの相棒で不幸な生い立ちを持ちながらも楽天的でお酒大好き、刺激大好きなヨウコ役に木村文乃、ファブルを幼い頃から指導し、プロの殺し屋に育てあげたボス役に佐藤浩市が決定した。
さらに、アキラが大阪で出会う初めての一般人の女性で、親の借金を返すために真面目に働くミサキ役として山本美月が出演。穏やかな普通の生活を送ろうとするアキラだったが、ミサキが巻き込まれた事件をきっかけに、彼女を助けるため、再び裏社会に乗り込むことになっていく。
他、真黒カンパニー社長でファブルの世話人を請け負う海老原役に安田顕、海老原の弟分でミサキを追い詰める小島役に柳楽優弥、真黒カンパニーの専務だが海老原と敵対する派閥を率いる砂川役に向井理、砂川に雇われ裏社会で伝説の存在のファブルを倒して名を上げようとする殺し屋・フード役に福士蒼汰と豪華キャストが集まった。
監督を務めるのは、CM界の巨匠で、カンヌをはじめ数々の広告祭の受賞歴があり、映画やドラマも手掛ける江口カン。脚本には『20世紀少年』シリーズや『GANTZ』『進撃の巨人』など、スケール感のあるエンタテインメント作品を得意とする渡辺雄介が決定した。関東近郊を中心に、6月13日から8月中旬までの撮影を予定している。
岡田准一コメント
今回、初めて大人気漫画原作の映画化作品にチャレンジします。江口カン監督を信じて、キャスト、スタッフの皆様と力を合わせて撮影に臨みたいと思います。初の「殺し屋」役となりますが、殺してはいけないという設定の中でのアクションを全力で楽しみたいです
江口カン監督
映画「ザ・ファブル」は笑えてカッコいいエンターテインメント映画!
僕はこんな映画が撮りたかった!!
原作の面白さを大切に、映画ならではの大掛かりなアクション、クールな映像表現、そして大笑いのコメディシーンの連続です。岡田准一さんをはじめとする素晴らしいキャストとの現場は超エキサイティング。
この熱を、ぜひスクリーンで感じてください!