栗山千明、安達祐実、江口のりこ、平井理央、富山えり子が、6月22日より配信されるdTVオリジナルドラマ『婚外恋愛に似たもの』(全8話/毎週1話更新)で、35歳のアイドルオタクを熱演することがこのほど、わかった。

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    dTVオリジナルドラマ『婚外恋愛に似たもの』配信決定

石原さとみ主演ドラマ『校閲ガール』(日本テレビ)の原作者・宮木あや子氏が、“35歳オンナ”のリアルを描いた同名小説が原作。主婦、独身、子持ちなど、容姿も職業も収入も性格も生活ランクも全く異なる5人の女たちが、35歳という年齢と、アイドルグループ「スノーホワイツ」のファンであるという共通点から偶然出会い、階級(ヒエラルキー)を超えて友情を育み、助け合い、それぞれの人生を見つめ直す物語だ。

妊活疲れやセックスレスからの夫の浮気、独女を苦しめるシングルハラスメントなど、多くの女性が抱えるコンプレックスや不満などがリアルに描かれたこの話題作を、『僕たちがやりました』『あすなろ白書』の新城毅彦監督がメガホンをとり実写ドラマ化。脚本は『SPEC~零~』『民王』などの人気作を手掛けてきた西荻弓絵氏が務める。

本作では、栗山千明、安達祐実、江口のりこ、平井理央、富山えり子の5人が登場し、それぞれ全く異なる女を熱演。主役は栗山千明が務め、テレビ局勤務の夫を持つプチセレブを演じる。安達祐実は、タレント塾講師の夫と小学生の娘を持つ「普通」が一番の専業主婦役を好演し、江口のりこは、元ヤンでバツイチ、反抗期の息子を抱えながらパートで生計をやりくりするシングルマザーを演じる。

そして、元フジテレビのアナウンサーである平井理央が今回女優として登場し、誰もが羨む美貌の持ち主のスーパーエリート役に挑戦。さらに、『海月姫』(フジテレビ)では“和物オタク”役という役柄を演じた富山えり子が、幼いころからデブでブスで底辺の人生を歩んできた落ち目のBL作家を演じる。

キャストと原作者のコメントは以下の通り。

■栗山千明
「好きな物や人が居てくれるだけで救われる」私が演じる美佐代にとって、その好きな対象がアイドルです。同じドルオタという接点で交流を深めていくキャラクターがそれぞれ個性豊かで、やり取りが面白い!女性同士のバトルや暴露トークがクスッと笑わせくれる脚本です。その面白さを映像でも、ちゃんとお届けできるよう撮影に励んでいます。どうぞご期待下さい。

■江口のりこ
実写ドラマ化決定について、宮木さんの原作を映像化することによって、さらに面白くしたいと思いました。原作ファンの方々にも楽しんでいただきたいです。中年女5人組の涙あり笑いありの楽しいドラマです。生活していくのにフト疲れたとき、このドラマを見て元気になっていただけたら嬉しいです。

■平井理央
実写化について、ひと癖もふた癖もあるのにどこか共感してしまう魅力的な女たちが、実写化され、どんな風に躍動するのか楽しみです。女性5人のパワフルな生き様に、笑ってスカッとしていただけるような作品になると思います。是非ご覧ください。

■富山えり子
実写ドラマ化につきまして、ありそうでなかった題材で、面白そう!というのがまず最初の感想でした。タイプの全く違う5人の女が集ったところがどう映るのか、楽しみです。皆それぞれに様々なものや想いを抱えていて、そして何かに支えられて生きているんだな、と改めて感じられるドラマになっていると思います。我らがスノーホワイツのアイドルっぷりもどうぞご期待ください。

■安達祐実
実写化について、それぞれ生きている環境は全然違う女性たちが抱える日常のひずみのようなもの。その描写は切なく描かれていて、アイドルという存在によって共感し合い満たされない心を埋めていく。女性なら共感する部分の多いストーリーをコミカルに描いていて、素敵な原作小説だと思いました。実写化されたドラマを早く観たいです!今回『婚外恋愛に似たもの』に参加させていただけることを感謝しております。キャストの方々は色とりどりで、原作にピッタリです。とても楽しい作品になると思います。

■原作者・宮木あや子
私はもうアイドルのファンをやめてしまったんですが、執筆当時、同じアイドルを応援していた編集者と二人三脚で作った思い出深いこの『婚外恋愛に似たもの』を、素晴らしい女優の皆様と、ウルトラかっこいい男子たちで実写化していただけるのは、僥倖以外の何物でもありません。特に主演の栗山千明さん、配役を知らされたときは目を疑いました。ものすごく嬉しいけど、この役引き受けちゃっていいの!? 経歴に傷がつかない!? って。でも脚本を読んでみたら頭の中で栗山さんの演じる桜井が即座に動き出し、あんなに美しい女優さんなのに存外に桜井そのもので、嗚呼、早く観たい、早く観たい、と配信を一番楽しみにしているのはおそらく原作者の私です。大笑いできて、ばかばかしくて、切なくて、ちょっと泣ける。そんな、いろんな人にとってデトックスなドラマになりますように。

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