卓球の平野美宇選手が、6月4日に放送されるフジテレビ系月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(毎週月曜21:00~)の第9話「スポーツ編」で、ドラマに初出演することが決定。演技初挑戦となる。
第9話で、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人がターゲットとして狙いを定めるのは、若きIT社長・桂公彦(小池徹平)で、大のスポーツ好きである桂はさまざまなプロスポーツクラブを買収してきたが、横暴な現場介入ぶりからチームやファンとの衝突が絶えない人物。所属選手に暴言を吐くことでも有名で、ダー子たちの仲間・ちょび髭(瀧川英次)が、応援していたチームを桂にボロボロにされたと、ダー子たちに怒り混じりに訴える。
そんな中で平野選手が演じるのは、強豪卓球チーム・東京ジェッツに所属するエース卓球選手・鴨井ミワ。ダー子は、桂が次に目を付けるのは、プロ化目前の卓球だと推測し、ダー子は、東京ジェッツが強力な中国人選手の招聘に成功したというプランを思いつき、自らは元・中国ナショナルチームの楊珊珊(ヤン・シャンシャン)、ボクちゃんは張彬彬(チャン・ビンビン)に扮して、桂に買収話を売り込む。
劇中では、ちょび髭が東京ジェッツの社長に扮するが、その様子を見た平野選手演じる鴨井が「あのおじさん、誰?」といぶかしむシーンも。平野選手は「撮影が始まると、一気に皆さんの集中力が高まっていくのを感じ、プロ意識の高さに刺激を受けました。セリフを言う時に自分だけ棒読みになっているかも、と心配になりましたが、長澤さんも東出さんも、スタッフの方もいろいろ教えてくださったり、励ましていただいたので楽しくできました」と振り返る。
また、「長澤さんは、とにかく美しくて優しかったです。ドラマの中で、長澤さんにキツく言わないといけないシーンがあるのですが、こんなにきれいな人にキツいことを言うのが本当に申し訳なかったです」とコメントし、当の長澤は「ラケットを握ってボールを打つ時には、自分の空間を作っていらっしゃって。勝負事は、技術的な部分で打ち勝っていかないといけないことが多いのかと思いきや、勝負をする上で、一瞬の空気をどう自分がつかむか、それがないと勝負には勝てないんだなと感じました。平野さんのような高い集中力を生み出せる方は、何をやってもうまくいきそうですよね」と感服。
また、長澤は「『キャー、美宇ちゃん!』ってキャッキャッしてただけです(笑)。『スゴイね! サーブ見せてほしい~!』と、はしゃいで楽しんでしまいました(笑)」と現場の様子を報告している。
なお、小池徹平は、今回が月9ドラマ初出演。長澤は、同話でラップも披露する。
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