Logistaは4月2日、既婚者を対象とした「仕事と子育ての両立に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2018年2月16~17日、有効回答は25~39歳の既婚者630人。

94%が「夫婦関係は仕事に影響する」

夫婦の関係性(円満かどうか)が仕事において影響すると思うことを尋ねたところ、「影響しない」と答えた人はわずか5.6%で、94%は様々な面で影響していると回答した。

  • 夫婦の関係性(円満かどうか)が仕事において影響すると思うこと

具体的には、「仕事のモチベーションや効率」が70.6%でトップ。次いで「仕事上の人間関係」が40.6%、「仕事のクオリティや成果」が39.2%、「得られる報酬・給与」が38.4%、「パートナー(夫・妻)のキャリアプラン」が27.3%、「自分自身のキャリアプラン」が26.7%となった。

子育てしながら働き続ける上で大切だと思うことを聞くと、「パートナーの理解・協力」が圧倒的に多く91.7%。以下、「職場の経営者・上司の理解・協力」が53.3%、「保育園など、子供の預け先の確保」が40.8%、「パートナー以外の家族の理解・協力」が36.5%と続いた。

同社は、国策でもある"働き方改革"や"待機児童対策"への期待も伺えるものの、「職場の中では見えづらい"夫婦のパートナーシップの有無"が、子育てしながら働き続ける上で最も重視されている」と分析している。