本田技研工業(ホンダ)は15日、力強いトルク特性で燃費性能に優れた直列2気筒750ccエンジンを搭載した大型クロスオーバーモデル「NC750X」の扱いやすさと使い勝手を向上させ、4月20日に新販売チャネル「Honda Dream」より発売すると発表した。
「NC750X」は、大容量のラゲッジスペースや、Honda独自の二輪車用「デュアル クラッチ トランスミッション(DCT)」をタイプ設定するなど、好評を得ている大型クロスオーバーモデル。
今回は、これまで「NC750X Dual Clutch Transmission<ABS>」のみに設定されていた、グリップヒーターとETC車載器を標準装備した「E Package」タイプを、新たにマニュアルトランスミッションタイプの「NC750X<ABS>」にも設定して利便性を向上させた。
また、「NC750X<ABS>E Package」と「NC750X Dual Clutch Transmission<ABS>E Package」に、2段階のトルクコントロールとトルクコントロールを必要としないOFF状態の選択が可能な「Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)」を採用。後輪スリップ時の燃料噴射量を制御してトルクを最適化することで後輪駆動力を抑制し、ライダーがイメージした走行に寄与する。
シート高は、幅広い層の使用用途に応えられるように全タイプ800mmの設定とし、カラーリングは「キャンディークロモスフィアレッド」と「マットガンパウダーブラックメタリック」の2色を新たに追加。従来の「パールグレアホワイト」と合わせた全3色のバリエーションとした。
価格は、「NC750X」が74万3,040円、「NC750X<ABS>E Package」が88万200円、「NC750X Dual Clutch Transmission<ABS>E Package」が94万6,080円。
※価格は全て税込