女優の栗山千明が13日、大阪・カンテレ本社を訪れ、今夜(21:00~22:48)に2時間SPで最終回を迎える同局・フジテレビ系ドラマ『FINAL CUT』をPRした。
主演の亀梨和也が演じる警察官・中村慶介が、12年前に殺人犯の汚名を着せられて命を断った母親の無念を晴らすため、母親を陥れたメディア関係者に復讐を遂げていく同作品。栗山は、復讐劇の発端となった殺人事件の犯人と目される男・小河原翔太の妹でありながら、事件の真相を追う恵介と禁断の恋に落ちるヒロイン・雪子を演じている。
同作品の慶介と雪子の関係のような"純愛"を演じることは「珍しい」という栗山。「ドラマの前半は、見つめ合ってほほ笑み合うみたいな、中学生の初めての恋のような恋愛模様だったので、自分でオンエアを見ていて気恥ずかしかったです(笑)」と初々しい恋を熱演した感想を語った。
だが、栗山がクランクインした初日の、亀梨との初共演シーンが「いきなりキスシーンの撮影だった」と告白。「出会いの場面もなく、いきなりチューのシーン!? わーっ!って緊張してしまいました」と、激しく動揺したことを明かしていた。
最終回では、大きな謎のひとつでもあったキーパーソン・翔太の正体が明かされるほか、慶介と真犯人がついに対決するが、見どころを聞かれた栗山は「ネタバレもあるので、言えないことが多くて難しい!」と苦笑い。「えーと、雪子としては…」とネタバレにならないコメントに頭を抱えた末に、「もう知らない!」と悲鳴をあげながらも、「救いもあり、事件の現実的な結末もあり、いろんなことが見えてくる。見ている方も納得していただけるようなラストになっていると思います」とアピールしていた。