ヤマハ発動機は9日、水冷・4ストローク・直列2気筒DOHC・688cc・270度クランクエンジンを搭載し、独創的なスタイルで人気の「MT-07 ABS」をマイナーチェンジして4月10日に発売すると発表した。
今回のマイナーチェンジは「よりMTシリーズらしい進化」をコンセプトに開発。MTシリーズのDNAをキープしながら、ライダーの操作に対し優れたパフォーマンスを発揮する走行性能にさらに磨きをかけ、よりMTシリーズらしいスタイリングへと進化した。
バネ定数と減衰力のバランス調整を図り、ライダーの操作に対してよりリニアに反応する前後サスペンションの装備、ライディングポジションの自由度を高めて長時間乗車時の疲労を低減する新設計シートの採用、吸排気の流れや塊感を強調し、より力強さを感じさせるスタイリングなどがおもな特徴となる。
カラーリングは、ヤマハスポーツイメージを象徴するブルーにブラックを組み合わせ、スポーティながらシリアスな印象を与える「ディープパープリッシュブルーメタリックC」、質感を感じるマットグレーをベースに、イエローのアクセントカラーにより、軽快な印象を与える「マットグレーメタリック3」、マットダークカラーで統一し、凄みを表現した「マットダークグレーメタリック6」の3色を設定した。「MT-07 ABS」の価格は77万7,600円(税込)。