銀座泰江内科クリニックは3月1日、持続血糖チェック機器を用いて「血糖値スパイク」をモニタリングし、糖尿病専門医、循環器専門医が診断・指導する「血糖値スパイク検診」をスタートさせる。

  • 血糖値スパイク検診(※イメージ)

    血糖値スパイク検診(※イメージ)

「血糖値スパイク」は、空腹時の血糖値は正常だが、「食後1~2時間のうちに急激に高血糖(140mg/dl以上)となる」病態のことを指す。

空腹の状態で行う健康診断では正常と判断されることが多いため、気づかないうちに血管が高血糖によるダメージを受けている場合もあるという。血管がダメージを受けると心筋梗塞や脳梗塞といった心臓・脳血管疾患の発症のリスクが高まり、突然死の原因にもなりうることがわかっている。

これらの疾患を防ぐためには、見過ごされがちな血糖値スパイクをより早期に発見し、予防することが重要となる。同クリニックの「血糖値スパイク検診」では、最新の持続血糖チェック機器を用いて血糖値の影響を24時間リアルタイムにモニタリングできるため、早期発見が可能だという。

また、血管年齢、糖化・老化年齢(AGEs)、内臓脂肪面積、体組成(脂肪・筋肉・基礎代謝量)も測定する。これらの検査データに基づき、専門医・管理栄養士・臨床検査技師が血糖値スパイクを防ぐ生活習慣をオーダーメイドで提案するとのこと。その後も食事管理アプリによるきめ細かな指導で、血糖値スパイクの抑制を図っていくという。

検診日時は火曜日、土曜日の午後(予約制)。所要時間は各30分程度で、料金は3万5,000円(税別)。別途、持続血糖チェックのための「FreeStyleリブレセンサー」の費用として1万円(税別)が必要。