俳優の寛一郎が、テレビ東京系 春の開局記念ドラマ『ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え! 七年目の真実』(2018年春放送)に出演することが11日、わかった。

  • 寛一郎

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  • 竹野内豊

    竹野内豊

同作は本城雅人による、第38回吉川英治文学新人賞を受賞した小説『ミッドナイト・ジャーナル』を実写ドラマ化。大誤報を打ち支社に飛ばされた中央新聞の記者・関口豪太郎(竹野内)が、過去の事件との繋がりが疑われる凶悪事件に挑んでいく。

寛一郎が演じるのは、豪太郎とともに連続誘拐殺人事件を追う新人記者・岡田昇太。俳優の佐藤浩市を父に持ち、2017年に俳優デビュー、映画『心が叫びた がってるんだ。』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などに出演し、今回がドラマ初出演となる。

田淵俊彦プロデューサーは、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を観て寛一郎にオファー。「自然体でありながら、触れば壊れてしまいそうな『繊細なピュアさ』や、時折見せる『芯の強さ』という相反する2つの魅力に目が離せなかった」という。所属事務所では「しばらくは映画しかやらない」という方針だったものの、竹野内、佐々部清監督という顔ぶれにOKが出た。

寛一郎の「そこにいるかどうかわからないほどの自然体」という存在感に、「持って生まれたDNAともいえる、俳優としての遺伝子がそうさせているのだと確信した」と語るプロデューサー。特に印象深いのは、岡田がトイレの中まで警察官を追いかけて直接取材をしに行く場面で、台詞の語尾を台本通りではなく「寛一郎流」に変えてきた場面だと明かした。

寛一郎 コメント

僕はドラマをやったことがないのですが、台本を読んで映画っぽい台本だなと思いました。この台本で佐々部さんが演出して、竹野内さんが主演。どうなるのか楽しみでしたね。ドラマ初出演ということはあまり意識しておらず、目の前の作品を一つ一つやっていく、というだけでし た。佐々部監督も映画の様に撮られていたので、ドラマという感覚はなかったですね。竹野内さんとはお会いするのも初めてだったのですが、とてもフランクにものすごく優しく接してくださる方でした。

岡田を演じるにあたっては、一概に全員とは言えませんが最近の若者をイメージしました。その若者が上司の竹野内さんの熱く直向きなやり方に良い意味で影響・感化されていく話なので、竹野内さんのお芝居に色々と岡田を引っ張ってもらいました。報道は今現在、僕達の社会に欠かせないものです。ただ僕達の聴いている、見ている報道は本当に真実なのか。真実を追い求める数少ない記者の物語になっていると思います。ぜひご覧ください。