タレントのGENKINGが29日、フジテレビ系情報番組『ノンストップ!』(毎週月~金9:50~11:25)に出演し、昨年5月に性別適合手術を受けたことを告白。7月に戸籍上も女性となり、8月に本名も「元輝」から「沙奈」と女性名になったことを明かした。
GENKINGは物心ついたころから性別に違和感を抱き、体は男性だったが心は女性という状態で、差別的な言葉でいじめられたこともあったという。そんなつらい日々を変えてくれたのがファッション。ファッションに磨きをかけ、インスタグラムに投稿するようになると、"謎の美男子"として注目されるようになった。
そして、女性として生きたいという思いを持ちながらも自分を守るために美男子というスタイルを確立。テレビでは、その日の気分で男の日と女の日があるというキャラでやってきたが、嘘を続けたことで心が悲鳴を上げ、2016年にホルモン治療を開始したという。
ホルモン治療で胸が大きくなるなど体の変化に喜びを感じ、昨年5月にタイで性別適合手術を受ける事を決意。「目が覚めたら女の子になっていて、みんなが『おめでとう』『頑張ったね』って。それで新しい自分を産んだなって思いました」と手術直後の心境を明かした。
昨年7月には戸籍上で女性と認められ、8月に本名も「元輝」から「沙奈」と女性名に変更。「ユニセックスでやっていたときは、バラエティ番組とかも参加させてもらったんですけど、本来がユニセックスではないからやりきれなかった。今は本来あるべき姿に戻っているので、GENKING第2章として1から頑張れたらいいなと思っています」と決意を新たにした。
また、夢を聞かれると「夢はやっぱり結婚かな。結婚するまではお仕事をもう一回ちゃんとやろと思います」と返答。指輪についてツッコまれると、「えー内緒!」と恥ずかしそうにごまかした。